2013/9/9 Mon 志位委員長の Twitter で、この記事にたどり着きました。 少し前の海外記事ですが、吉良よし子さんのインタビューを掲載し、 『カクサン部』のことを 『オンライン・マスコット・キャラクター』 として 活動を紹介しています。 米国の日刊紙 「クリスチャン・サイエンス・モニター」2013年8月5日付け まずは、志位委員長のつぶやきから 志位和夫 @shiikazuo 9月8日 「共産党のカムバック ただし日本で」。米国の日刊紙「クリスチャン・サイエンス・モニター」。参議院選挙での日本共産党の結果に注目した記事です。 Communist Party makes a comeback ... in Japan http://www.csmonitor.com/World/Asia-Pacific/2013/0805/Communist-Party-makes-a-comeback-in-Japan?cmpid=addthis_twitter#.UivzkDUrcOs.twitter … 2013年9月8日 - 12:56
この記事は、まず最初に吉良よし子さんを印象的に紹介します。 A smiling, smartly attired 30-year-old woman sits at an expansive table in a meeting room decorated with simple elegance on the fourth floor of a modern office building in central Tokyo. Only the sunflower brooch – an antinuclear symbol – on the woman’s suit , and perhaps the large calligraphy scroll on the wall behind her that isn’t hung perfectly straight, betray the fact that this isn’t a scene from corporate Japan. Yoshiko Kira doesn’t look as if she intends to dismantle capitalism, but this is the headquarters of the Japanese Communist Party (JCP), and she is one of its rising stars , and that’s her plan.
とても長い記事なので、途中を省略しますが、吉良よし子さんのインタビュー部分“When I was a child there were a lot of books in my house with pictures of the war and the atomic bombing. I used to worry that planes flying overhead might be carrying bombs. Then one day my mother told me that Japan can’t have wars anymore because of the Constitution, and I thought I was lucky to be born in this country,” Kira says. “But now the Abe government wants to change the Constitution so that Japan can start wars again.” “It’s not just about war. When I was looking for work I applied to a large number of companies, and was told during interviews that hiring a woman was a risk. I realized there were many things about Japanese society that need changing,” says Kira.
そして、このブログ記事の「表題」にも掲げた 【1922年創立・日本最古の日本共産党 が オンラインマスコット!】の部分へ Online mascot characters Founded in 1922, the JCP is the oldest political party in Japan , and has enjoyed constant representation in parliament for longer than any other. But until recently, its image was one of older activists and it struggled to attract younger voters. July's elections were the first in Japan in which online campaigning was permitted, and it was the JCP that is widely seen as having made best use of it. As well as savvy leveraging of social networks and video streaming platforms, the party created a series of online mascot characters that addressed individual issues such as the planned consumption tax hike, shady business practices, the heavy US military presence on Okinawa, and constitutional change.
続いて、2000年に委員長に就任した志位委員長について Kazuo Shii has led the party since 2000, during which time Japan has seen nine different prime ministers. And while some politicians have turned antinuclear since the accident at the Fukushima Daiichi nuclear power plant, the JCP was always against nuclear power.
最後も吉良よし子さんの話で締め括られています。 "If we did take power, the JCP wouldn’t try to implement a Communist economy immediately. It would require huge changes and we would seek the support of the people for each step,” Kira says. “And we would want to use the best parts of the current economic system, too.”
この「クリスチャン・サイエンス・モニター」記事の全文は、続き をどうぞ。Communist Party makes a comeback ... in Japan By Gavin Blair, Correspondent / August 5, 2013 ************************* お読み頂き ありがとうございました。 日本の未来のために!クリックを! *************************
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2013/8/17 (土)
Webニュース 【HuffPostJapan POLITICS】 で、宇津宮尚子 (naoko.utsumiya@huffingtonpost.jp) さんが、 今度の参議院選挙で日本共産党が展開した『SNS戦術』 について分析している。 記事全文へのリンク その中では、この戦術を造り上げた「張本人」 党中央委員会の田村一志宣伝局次長も紹介され 留意したポイントなどを語っている。 この記事では、吉良よしこ# さんの『Twitter投稿』も数々紹介されているほか、 『カクサン部』の活動や、カクサン部の『Twitter投稿』も紹介されている。 読み応えのある相当長い記事なので、一部ハイライト部分を御紹介 話題を集めたのは改選3議席から8議席に躍進した共産党。激戦となった東京選挙区では、吉良佳子氏がソーシャルメディアを駆使した選挙活動を展開、12年ぶりに議席を奪還した。 党本部も個性豊かなゆるキャラたちがネット上で政策を拡散。 候補者全員がツイッターかフェイスブックのアカウントを開設したという共産党のネット選挙戦略の裏舞台を取材、その“秘策”を聞いた。
(画像も同記事より拝借) 「有権者が求めることを吸い上げ、双方向のやりとりで疑問に答える。これまで接点のなかった人たちとつながることが狙いだった」。 党中央委員会の田村一志宣伝局次長はネット戦略のねらいをこう話す。党をあげてソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の活用に取り組むことを決め、特に重視したのは拡散力と発信力。 党員や支持者向けに「SNS活用ガイドライン」を作成し配布した。
投稿のポイントとして、「『原発ゼロ』『消費税』など自分の関心事で検索し、まずは100人フォローに挑戦」「ツイートは一話完結の方がいい」「『しんぶん赤旗』記事を紹介。ひと言感想を付け加えると『自分のことば』感が強まる」などを例示。 「党員だけでかたまらず、無党派や他党支持の人たちと広く結びつくために使う」「後援会などの連絡網のように考えるのは百害あって一利なし」などの注意点もあり、ぬかりない。
党内で最もツイッターを活用していたのは、東京選挙区で初当選した吉良佳子議員だ。「ネットは双方向ツール。出会った人の声、情勢にあった情報を発信することが重要だと考えた」と話す。 政策を訴えるだけでなく、投稿にもこまめに返信やリツイートし、質問にも出来る限り答えた。 選挙期間中は深夜1~2時まで、朝は5~6時からスマホに向き合い発信を続けた。吉良議員の選挙事務所の責任者は「ネット選挙は候補者の1日の動きを変えた」と話す。
6月下旬、同党のホームページに、ゆるキャラたちが登場した。党の政策についてPRする「カクサン部」は同党のネット戦略の象徴となった。 8人の「カクサン部員」はそれぞれアカウントを持ち、党の政策を訴えた。政策にあわせて細かくプロフィルが設定され、個性的なつぶやきで、SNSでの拡散を目指した。 カクサン部は、中央委員会の若手職員らが広告会社の提案を受けて企画した。 田村次長は「なんだそれ、と突っ込んでもらえる要素を入れたのも重要なポイント」だと振り返る。
カクサン部に関わってきた田村次長は「共感を広げる」ことを意識したと話す。 「ゆるいけど、問題に対して正面から受け取り、芯のある政策を訴えた。面白いだけじゃない。だから広がっていったのではないか」と分析する。
SNSの活用は主に若い世代を狙ったものだったが、思わぬ効果もあった。「街頭でチラシ配りはもう無理だけど、家でネットを使って呼びかけることはできる」という高齢者にも広がったのだ。結果、従来の組織をうまく活用したネット上の「組織戦」も展開された。 「若い人はもちろん、高齢のためにビラ配りができない、集会に行けないというお年寄りも『ツイッターで運動に参加できる』と喜んでくれた」(田村次長)
文章と画像を解りやすく配置した 【元記事】 を是非御覧ください。テキスト版の続きは、ここをクリック 吉良佳子議員はどうつぶやいた? ネット選挙を勝ち抜いた共産党のソーシャルメディア"秘策" ハフィントンポスト日本版 - 2013年08月16日 23時22分 ************************* お読み頂き ありがとうございました。 日本の未来のために!クリックを! *************************
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2013/8/14(水) 日本共産党 91周年記念講演会の様子を御紹介します。 ブログタイトルの 【三都物語】 は、当ブログが付けたもので、 志位委員長の記念講演の以下の部分から引用しています。 (参議院選挙の)結果には、いくつかの大切な特徴があります。 一つは、選挙戦の軸にすえた比例代表選挙で515万票(9・7%)を獲得し、「5議席絶対確保」の目標を実現したことであります。515万票という得票は、前回参院選の356万票を159万票、昨年の衆議院選挙の369万票を146万票、それぞれ大きく上回る成果であります。 二つは、それにくわえて、東京、大阪、京都の三つの選挙区――首都と商都と古都、日本の三つの「都」 で、議席を獲得することができたことであります。 選挙区での議席獲得は12年ぶり、複数の議席獲得は15年ぶりになります。その最大の教訓は、どこでも、比例代表選挙で日本共産党躍進の波をつくりだすことを土台にしてがんばったことが、選挙区選挙においても勝利への道を開いたということであります。
それでは、記念講演を御覧ください。 最初の45分は、今回の参議院選挙の当選者による挨拶ですが、 さすがに 吉良よし子さん に対する キラコール は、大きく長く続いていました。日本共産党創立91周年記念講演会 へのリンク “第3の躍進”を本格的な流れに - 志位委員長の講演 (文書データ)しんぶん赤旗 - 2013年8月13日(火) ************************* お読み頂き ありがとうございました。 日本の未来のために!クリックを! *************************
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2013年7月23日(火)
参議院比例得票数 日本共産党 政党総得票数:5,154,055(9.68%) 政党名での得票数:4,647,765 ① 小池 晃 53;134,325 票 ② 山下 芳生 53;129,149 票 ③ 紙 智子 58;68,729 票 ④ 井上 哲士 55;50,874 票 ⑤ 仁比 聡平 49;39,768 票 6 山本 陽子 59;36,580 票(次点)
参議院選挙区 得票数 東京選挙区(定数5) ③ 吉良 佳子 30 共産 703,901 票 12.49% ④ 山本 太郎 38 無所 666,684 票 11.83% 大阪選挙区(定数4) ④ 辰巳 孝太郎 36 共産 468,904 票 12.79% 京都選挙区(定数2) ② 倉林 明子 52 共産 219,273 票 20.75% 福岡選挙区(定数2) 4 真島 省三 50 共産 207,101 票 10.64% 沖縄選挙区(定数1) ① 糸数 慶子 65 共産推薦 294,420 票 51.13%
************************大激戦を勝ち抜いた 赤旗 - 2013年7月22日(月) 吉良さん 大歓声とコール 東京選挙区 21日午後9時40分すぎ、東京都渋谷区の吉良佳子氏=新=の選挙事務所に当選確実の知らせが届くと、詰めかけた党支持者や「キラキラサポーターズ(吉良よし子勝手連)」の人たちから「おーっ」という大歓声と、「キラキラキラキラ吉良よし子」コールが沸き起こりました。 同50分すぎに、吉良氏が事務所に姿を見せると、握手を求める人や「おめでとう」と声をかける人たち、「共産党! 共産党!」「9条守るぞ吉良よし子!」コールでいっぱいに。青年たちや緒方靖夫副委員長・元参院議員、笠井亮衆院議員、田村智子参院議員、大山とも子都議団幹事長、米倉春奈新都議、若林義春都委員長、全都後援会の横田和俊副会長らとともに万歳三唱しました。 吉良氏は記者会見で、多くの人から寄せられた支持で2001年以来12年ぶりの東京選挙区での議席を獲得したことに感謝を述べ、「就職氷河期世代として、雇用問題・ブラック企業ゼロ、みんなといっしょに首相官邸前で声をあげてきた原発再稼働反対など一つ一つの声を必ず国会に届け、自民党の悪政ストップに全力をあげます」と力強く表明しました。 また、「憲法改悪の策動が行われる中で、『子どもを戦場に送りたくない』『戦争を二度と起こしたくない』と寄せられた声を届けたい」と強調。「インターネットで見た人たちが支持を広げてくださった。政治は変えられると伝えられた。みなさんといっしょに政治を変えたい」と決意を述べました。辰巳さん 自民暴走許さぬ 大阪選挙区 「やったー」「よしっ」――午後9時39分、NHKが日本共産党の辰巳孝太郎大阪選挙区候補の当選確実を報じた瞬間、選挙事務所に詰めかけた支持者らからいっせいに歓声と拍手がわきあがりました。足を止め、「えっ、共産党が勝ったの。よかった」とのぞき込むカップルもいました。 真っ黒に日焼けした辰巳さんが事務所に姿を見せると、喜びは頂点に。支持者が次々手を差しだし、「コータロー」「コータロー」コールが起こりました。 「この大阪で消費税増税中止、原発再稼働やめて、憲法9条変えたらあかんの声を私に託してもらいました。若者の雇用を安定し、ブラック企業を根絶することとあわせて、みなさんの声を国会に届けるために全力で頑張ります」と元気いっぱい決意を語る辰巳さん。 6歳と6カ月の女児を連れて駆けつけた弁護士の男性(39)は「与党が多数の力で改憲などやりたい放題をさせないために共産党に勝ってほしかった。感慨無量です。憲法を守るため、国民と力を合わせて国会で頑張ってほしい」と喜びを語りました。 会社員の女性(28)は「若い人の子育てや雇用改善の要求を受け止め、地道に活動してきた辰巳さんが勝ってとてもうれしい。自民の暴走に対抗する値打ちのある議席です」と話しました。倉林さん 2人区を制した 京都選挙区 「やったー」「よっしゃ」。激烈な争いとなった改選2の京都選挙区で、日本共産党の倉林明子さんの当選確実が決まると、事務所は大歓声がいっせいに鳴り響き、支援者が倉林さんを取り囲んで喜びを爆発させました。 倉林さんは、他党派や京都財界総がかりとなった「共産党落とし」のシフトを打ち破って、大激戦を制し初当選を果たしました。京都では1998年の西山とき子さんの当選以来、15年ぶりに悲願の議席獲得を果たしました。民主党新人らが落選しました。 倉林さんは泣きながら「府民の良識の勝利です。共産党の底力を示しました」と述べました。 選挙戦は、自民党政治ときっぱり対決する日本共産党と倉林さんへの期待の広がりに危機感を強めた、京都財界の重鎮や府知事、京都市長らが乗り出して「共産党落とし」の包囲網をしきました。民主党は自民党や公明党に「票を回して」とお願いし、「共産党は反対ばかり」と反共攻撃に終始。民主の“票のおねだり”に、府民から批判が続出しました。 日本共産党の支部、後援会は「議席を争う大接戦、比例でも選挙区でも最後の最後までの猛奮闘が勝敗を決する」と全力をあげました。糸数さん 「平和の議席だ」 沖縄選挙区 参院沖縄選挙区(改選1)は、沖縄社会大衆党委員長で無所属現職の糸数慶子氏(65)=日本共産党、社民、生活、みどり推薦=が、自民党公認で新人の安里政晃氏(45)=公明推薦=を破り、3期目の当選を果たしました。 午後9時23分、当選確実の一報が那覇市の事務所に伝わると、詰めかけた支持者らは歓喜に包まれ、カチャーシー(喜びの群舞)を踊って喜びを爆発させました。 選挙戦で糸数氏は、安倍自公政権が県民総意の反対を無視して進める辺野古新基地建設やオスプレイ追加配備、憲法改悪に反対し、普天間基地の即時閉鎖・撤去、オスプレイ配備撤回、平和憲法を守り抜くと訴えました。 糸数氏は「『オール沖縄』の県民総意の勝利です。『平和の1議席』守り抜いた」と喜びを語りました。日本共産党の赤嶺政賢衆院議員、県議らが同席しました。 安里陣営には、「超重点区」と位置づける安倍晋三首相、石破茂自民党幹事長ら閣僚・党幹部が連日テコ入れしましたが、米軍普天間基地「移設」問題をめぐる自民党本部の「辺野古『移設』」と県連の「県外移設」公約に、県民から「二枚舌公約」との批判を浴びていました。
共産党躍進 比例5議席 赤旗 - 2013年7月22日(月) 東京・大阪・京都で議席 自公政権が復活して初めての国政選挙となった第23回参議院選挙は21日投・開票されました。日本共産党は、比例代表で山下芳生・書記局長代行=現=、小池晃・副委員長=前=、紙智子・農林・漁民局長=現=、井上哲士・参院幹事長=現=、仁比聡平・弁護士=前=の5議席を確保しました。選挙区では、東京で12年ぶりに吉良佳子、京都で15年ぶりに倉林明子、大阪で15年ぶりに辰巳孝太郎の新人3氏が大激戦を制し、日本共産党の議席を獲得しました。これによって日本共産党は非改選とあわせて11議席となり院内交渉会派となりました。 沖縄選挙区では、日本共産党が推薦した糸数慶子氏=現=が自民党を打ち破って3選を果たしました。 一方、自民、公明両党は非改選と合わせて過半数に達し、与党が参院の常任委員長を独占して各委員会の半数以上を占める「安定多数」となる見通しです。自民党は、選挙区では全区当選はできませんでした。 民主党は改選44議席を大きく減らし、結党以来最低の獲得議席となる見通し。維新、みんなは議席を増やしたものの総選挙並みの伸びはみられませんでした。 日本共産党は、比例代表で17人、選挙区で46人を公認してたたかいました。 選挙戦は、改選121議席(比例代表48、選挙区73)に433人が立候補。 投票率は午後7時半現在36・62%で、前回2010年を6・76ポイント下回りました。一方、期日前投票は1294万9978人で、前回2010年比で86万人、7・2%増加し、過去最高を更新しました。
参議院選挙の結果について 日本共産党中央委員会常任幹部会 2013年7月22日(月) (1) 7月21日の参議院選挙で、日本共産党は、比例代表選挙での「5議席絶対確保」の目標を達成し、三つの選挙区で勝利して、改選前の3議席から8議席へ大躍進しました。参議院で非改選と合わせて11議席となり、議案提案権を得ることができました。これは、今後の国会活動にとって大きな意義をもつものです。 比例代表選挙の得票では515万4千票(9・68%)を獲得し、前回参院選の356万票を159万票、昨年の衆議院選挙の369万票を146万票、それぞれ上回りました。 選挙区選挙では東京(改選5)で12年ぶり、大阪(改選4)と京都(改選2)で15年ぶりに、それぞれ激戦を制して議席を回復しました。また、議席には結びつかなかったとはいえ、得票を大きく伸ばしたり、当選にあと一歩と迫るなど、善戦・健闘した選挙区が多数生まれました。選挙区での得票総数は564万5千票(10・64%)で、前回比139万票増でした。わが党が推薦した沖縄選挙区(改選1)の糸数慶子氏は自民党にうち勝って当選をはたしました。 日本共産党にご支持をお寄せいただいた有権者のみなさん、猛暑のなか日夜をわかたずご奮闘をいただいた支持者、後援会員のみなさん、党員のみなさんに心からお礼を申しあげます。 (2) 国政選挙で、日本共産党が議席を伸ばしたのは、1998年の参院選以来、15年ぶりの出来事となりました。 わが党はこれまで、1970年代、90年代後半の2回にわたって、国会の議席の大幅増を果たすなど、“躍進の波”をつくりだしてきました。6月の東京都議選挙につづく今回の躍進は、“第3の躍進の波”の始まりともいうべき歴史的意義をもつものです。 これらは、この10年来の「二大政党づくり」など強力な反共シフトに抗しての、全党の長年の不屈の活動の積み重ねが実ったものにほかなりません。この活動を担ってきた全党の同志のみなさんに敬意を表するとともに、開始された躍進の流れをさらに大きく発展させるため、新たな奮闘を呼びかけます。 (3) 日本共産党は、選挙戦において、安倍政権の暴走に正面から対決するとともに、「国民が主人公」の新しい政治をめざす抜本的対案を、景気・経済、原発、憲法、外交の各分野で、「四つの転換」として提示してたたかいました。 選挙戦全体では、自民党・公明党の与党が過半数を獲得しました。選挙戦の結果、「衆参のねじれが解消した」といわれますが、国民多数の声と自民党政治との「ねじれ」はいっそう深刻になっています。消費税増税、原発再稼働、憲法9条改定、TPP問題、米軍基地問題など、直面する国政の重要課題をめぐって、安倍内閣の姿勢と国民との矛盾は、いよいよ深まり、激動的な危機が進展していかざるをえないでしょう。 そうした新たな情勢のもとで、日本共産党が果たすべき役割はきわめて大きなものがあります。わが党は、選挙戦で訴えた「四つの転換」をはじめ、掲げた公約実現のために、国会で得た新しい地歩も最大限に活用し、さまざまな分野の国民運動との共同を強め、全力をあげて奮闘するものです。 (4) 今回の結果は、この数年来とりくんできた党員拡大を根幹とする党勢拡大の運動、「綱領・古典の連続教室」、職場支部や青年・学生分野での活動強化のためのとりくみなど、強く大きな党をつくる努力が、第一歩ではありますが実を結んだものです。同時に、情勢にふさわしい党づくりという点では、さらに大きな探究と努力が求められます。 この点で、参院選での躍進が、強く大きな党をつくる歴史的チャンスを開くものとなったことは、きわめて重要です。今回の躍進によって、わが党への関心や期待を強めている人々が、大きく広がっていることは、間違いありません。そういう幅広い国民のなかで、党綱領と日本の前途を語るとりくみをさらに発展させながら、強く大きな党をつくる活動に、新たな決意をもって、ただちに足を踏み出そうではありませんか。
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テーマ:2013参議院選挙 - ジャンル:政治・経済
2013年7月11日(木) 今日、午後6時半すぎから、福岡市・天神で 日本共産党・志位委員長を迎えて 街頭演説会が開催されました。 画像で、御紹介します。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 7月12日追記 赤旗Web版より 志位委員長、仁比比例候補訴え 聴衆「政策身近に感じる」 福岡 まじま選挙区候補訴え 赤旗 - 2013年7月12日(金) 福岡県で志位委員長は11日、福岡市と北九州市で仁比そうへい比例候補、まじま省三選挙区候補と訴えました。 小倉駅前で志位氏の演説をきいた女性(北九州市小倉南区、61歳)は「若い人を含めたくさんの人が参加していて、元気をもらいました。自民党の改憲案は基本的人権を削除するなど、この党の古い体質そのものだということが分かった。最後まで訴えれば共産党は躍進できる。私もがんばりぬく」と話しました。 福岡市内で街頭演説を聞いた男子大学生(25)は「バイト先の社員のひどい働かせ方は心が痛むくらい。勝ち組だけが報われる社会は理不尽。共産党の政策が一番身近と感じる。大企業の内部留保の活用で、賃上げと雇用の改善の提案はまったく同感」と話しました。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆(党首がゆく)共産・志位委員長 追い風、躍進へ自信 (朝日新聞) - 2013年7月11日(木)23:53 参院選 野党戦線異状あり 共産に存在感 他党警戒 (産経新聞) - 2013年7月11日(木)08:02 ■12年ぶり選挙区議席獲得? 自民党が「圧倒的有利」と伝えられる今回の参院選で、存在感を増しているのが共産党だ。6月の東京都議選で議席を倍増させた勢いに乗り、平成13年以来、実に12年ぶりに選挙区で議席を獲得する可能性がささやかれている。ほとんどの選挙区で自民党の独走を許し、最下位当選争いを続ける他の野党は戦々恐々。攻撃目標を共産党にシフトさせる動きも出てきている。 10日夕の埼玉県のJR大宮駅西口前。あふれんばかりの聴衆を前に、共産党の志位和夫委員長はマイクを握り、与野党各党をめった切りにした。 「自民、公明、民主の『増税3兄弟』に怒りの審判を下そう。憲法を改正して日本をつくりかえる自民、日本維新の会、みんなの党の危険なたくらみを打ち砕く!」 大都市圏のいくつかの複数区では共産党が民主、みんな、維新の候補を蹴落とす勢いを見せ、東京選挙区では議席獲得が現実味を帯びつつある。 党幹部は「近年ない手応えを感じる」と鼻息が荒いが、それには理由がある。 6月の都議選は投票率が43・50%と低く、固い組織票を持つ共産党は議席を8から17に倍増。参院選の投票率も低くなるとの見方が強く、投票率に反比例して議席を伸ばす共産党には有利とみられるからだ。 だが、執行部がひそかに狙っているのは、過去最大の15議席を獲得した平成10年参院選の再来だ。 このときの選挙では各種世論調査で自民党の圧勝が報じられ、低投票率が予測されたが、最終盤で飛び出した橋本龍太郎首相(当時)の恒久減税をめぐる発言で風向きが一変。共産党は無党派の政権批判票の受け皿となり、獲得議席を一気に倍増させた。 核となる野党がなく、自民党が圧勝ムードなのは今回も一緒。共産党幹部は「浮動票を狙っている」と語っており、後は「神風」が吹くかどうかだ。 共産党の不気味な勢いに民主党などは焦りを隠さない。細野豪志幹事長は7日、大阪府寝屋川市での街頭演説で社会保障制度改革について「共産党は話し合いができるのか」と批判。みんなの党の渡辺喜美代表も6日、東京・新宿で「みんなの党は何でも反対の共産党ではない」と共産党をやり玉に挙げるなど、野党同士のつぶし合いが熾烈(しれつ)を極めてきた。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 7月13日追記 赤旗Web版より 比例代表 1票争う大激戦 共産党 13~15日 大飛躍へ 各党、全国で猛烈な動き 聴衆「政策身近に感じる」 福岡 まじま選挙区候補訴え 赤旗 - 2013年7月13日(土) 21日の投票日まで8日と迫った参院選は、あらゆる問題で「自共対決」が鮮明となるなか、「攻撃目標を共産党にシフトさせる動き」(「産経」11日付)が指摘されるなど激烈なたたかいとなっています。 とりわけ政党間の力関係が示される比例代表は、文字通り一票一票を争う大激戦。日本共産党は選挙戦ラストサンデーを含む13~15日の3日間、「全国は一つ 比例は共産党」を合言葉に宣伝、対話・支持拡大などで大飛躍をはかる構えです。 ------------------------------------------ 「アベノミクスVS反自民の受け皿/自共 訴え声高/両党首、九州で火花」(西日本新聞12日付)―。 日本共産党の志位和夫委員長が北九州市と福岡市で街頭演説した11日に、安倍晋三首相も九州入りしたことを地元紙が大きく報じました。「朝日」(西部本社版)も「『存在感示す』共産勢い」と注目しました。 この勢いを投票に実らせようと、全国の党組織は宣伝、対話・支持拡大に奮闘。選挙はがきを送った有権者に電話を入れると、「『あと2票、3票ひろげてください』とあったので、支持を広げたよ」の反応があった(兵庫県)などの経験が各地に生まれています。 党京都府委員会は「14日志位委員長来る」の街頭演説の成功を焦点に、連日宣伝の大波を起こし、15日に支持拡大目標の達成をめざします。党愛知県委員会は13~15日の3日間、全県20万以上の対話作戦を計画、全地区委員会が100台以上の電話を確保し、支持拡大を進める構えです。 他党も必死。自民党現職の比例候補は、「TPP絶対反対」の看板を掲げる首都圏の農協会館前に聴衆を動員し、おしだしに懸命。各比例候補がツイッターでも“2枚目の比例の投票用紙に○○と名前を書いてください”と売り込んでいます。 公明党は12日付公明新聞で「全人脈に総当たりを! 比例区 全国を舞台に拡大急げ」の大見出し。民主党現職の比例候補を推す大阪府内のある労働組合は、期日前投票に行った人に「投票済証」の提出を求めています。群馬県では、県内に基盤をもつ自民党、みんなの党、日本維新の会、生活の党の各比例候補が比例一本で激しく動いています。
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テーマ:2013参議院選挙 - ジャンル:政治・経済
本日、
【JUNSKYblog2010】 さんから久しぶりにトラックバックを頂いた。
参議院選挙定数是正 『西岡議長たたき台』 を評価する内容のものである。
しんぶん「赤旗」 では、この案が出された翌日に記事が書かれている。
参院「1票の格差」問題 西岡議長 是正案を提示 その中身は以下の通り
2010年12月23日(木)「しんぶん赤旗」参院「1票の格差」問題西岡議長 是正案を提示 市田氏 民意反映する制度に 西岡武夫参院議長は22日、国会内で開かれた同院の「選挙制度の改革に関する検討会」で参院選挙区ごとの1票の格差を是正するための選挙制度見直し案を各党に示しました。 「見直し」案は、現行の総定数242を維持しつつ、都道府県単位の選挙区と全国比例区をいずれも廃止したうえで、全国を九つのブロックに分割。政党名か個人名で投票する「非拘束名簿式」による比例代表選挙を採用し、今年の参院選当時(7月)の有権者数に応じて定数を各ブロックに比例配分することで、1票の格差を最大1・153倍にまで抑えるとしています。 西岡議長は、来年の通常国会会期内にも「見直し」案の立法化を図り、成立させたいとの考えを示しました。 席上、日本共産党の市田忠義書記局長は、「選挙制度を考える場合、どの党に有利だとか不利だとかではなく、民意を議席に正確に反映する制度にすることが望ましい」と主張しました。また、提案で西岡議長が衆院との「整合性」について述べたことに言及。「衆院比例定数削減とセットでの参院選挙制度の『見直し』には同意できない」と強調しました。 一方で市田氏は、「見直し」案について、「党に持ち帰って検討するが、定数を減らさずに1票の格差を是正するという立場は前向きだと思う」 と表明しました。 その上で、選挙制度の見直しは院の構成を変えるものである以上、 「議論によって合意が得られない場合、多数決で決めるような性格のものではない」 と指摘。 あくまでも全党の合意で決めるべきだと主張しました。 各党は「見直し」案を持ち帰り、それぞれ党内で検討することになりました。
(上の表も「赤旗」Web版より引用)
つまり上記の是正案は、市田書記局長としては「前向きだと思う」との考えのようだ。
この12月23日付けの記事以降、Web版では関連記事は見当たらない。
上の表の定数は、実際の選挙では半数改選となるので、半分の数字
すなわち、北海道では定数6、南関東では定数22となる。
【JUNSKYblog2010】 でも言及されているが、
日本国憲法第46条で、「参議院の任期6年で、3年ごとに半数改選」 と定められているので、
憲法を改正しない限り、この点は変更できないのである。
**************
ブログ筆者としては、現行制度の「選挙区選挙」+「比例代表選挙」との考え方を
一旦廃棄して、選挙区を全廃してブロックごとの比例代表制にするという提案は、
おおいなる改革案と思うし、民主主義の原理にもふさわしいものとして賛成である。
実質的に定数1が殆どの小選挙区制度に近い「選挙区選挙」が廃止されれば、
中小政党の当選の機会も増え、それだけ多様な民意が反映され易くなると思う。
まだ、党中央委員会が 「公式見解」 を出していないので、
自らの考えを述べても良いだろう!(S)
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テーマ:選挙 - ジャンル:政治・経済
昨日リンクのみ御紹介した
参議院選挙の結果について 2010年7月12日 日本共産党中央委員会常任幹部会 を引用してコメントします。
日本共産党は、比例代表選挙で改選4議席から3議席に後退し、得票数では3年前の参院選の440万票(得票率7・48%)から、356万票(6・10%)に後退しました。
これまで、必ず出ていた「善戦・健闘」という枕言葉が無くなり、敗北を認めた。
多くのみなさんが炎天や風雨のなかで燃えるような奮闘をしてくださったにもかかわらず、それを議席と得票に結びつけられなかったことは、私たちの力不足であり、おわびいたします。
これまでは、『党中央方針は正しかったが、下部の動きが鈍かった』との趣旨の
弁明が中心であったが、党中央委員会常任幹部会としてお詫びの言葉が出た。
今回の選挙戦について、政治論戦、組織活動などあらゆる面で、どこにただすべき問題点があるか、前進のために何が必要かについて、党内外の方々のご意見・ご批判に真摯(しんし)に耳を傾け、掘り下げた自己検討をおこなう決意です。
「党内外の方々のご意見・ご批判に真摯(しんし)に耳を傾け、
掘り下げた自己検討をおこなう決意」を表明したことは一歩前進。
しかし、過去にも何度も提言して来たが、返信すらなかった。
これ以下は、それほど大きな転換は無い。
なお、7月14日の「赤旗」に
NHK討論スペシャル での志位委員長の発言として以下掲載されていた。 (S)
志位 (比例代表で)改選4議席を3議席に後退させ、東京(選挙区)で小池晃候補の勝利を勝ち取ることができなかったのは、本当に残念です。まず私は、選挙戦でご支持をいただいた国民のみなさんと、ご支援してくださった方々に心からのお礼を申しあげます。 ほんとうにたいへんな奮闘をしていただいたんですが、それを議席と得票に結びつけることができなかったのは、私たちの力不足であり、おわびを申しあげます。 私たちは、今度の選挙結果を重く受け止めております。国政(選挙)で巻き返すための本格的な態勢構築を図るために、党内外の方々のご意見、ご批判に真摯(しんし)に耳を傾けて、私たちの政策の問題、組織の問題について自己検討を徹底的にやって、前途を見いだしていきたいと思っております。
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以下は、【参議院選挙の結果について】 の全文です。
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2010年7月13日(火)「しんぶん赤旗」 参議院選挙の結果について 2010年7月12日 日本共産党中央委員会常任幹部会 --------------------------------------------------- 一、7月11日に投・開票がおこなわれた参議院選挙で、日本共産党は、比例代表選挙で改選4議席から3議席に後退し、得票数では3年前の参院選の440万票(得票率7・48%)から、356万票(6・10%)に後退しました。議席の絶対確保をめざした東京選挙区では、東京と全国のみなさんの熱い支援を得て奮闘しましたが、小池晃候補の当選をかちとることができませんでした。 日本共産党にご支持をお寄せいただいた有権者のみなさん、ご支援をいただいた支持者、後援会員のみなさん、党員のみなさんに、心からのお礼を申し上げます。多くのみなさんが炎天や風雨のなかで燃えるような奮闘をしてくださったにもかかわらず、それを議席と得票に結びつけられなかったことは、私たちの力不足であり、おわびいたします。 一、私たちは、今回の選挙結果を重く受け止めています。国政選挙での巻き返しにむけ、本格的な態勢構築をはかります。党綱領と大会決定にたちかえり、今回の選挙戦について、政治論戦、組織活動などあらゆる面で、どこにただすべき問題点があるか、前進のために何が必要かについて、党内外の方々のご意見・ご批判に真摯(しんし)に耳を傾け、掘り下げた自己検討をおこなう決意です。 一、昨年の総選挙で、国民は自公政権に退場の審判をくだし、今回の参院選では民主党政権にきびしい審判をくだしました。同時に、今回の結果が、国民が自民党政権に戻ることを求めたものといえないことも明らかです。自民党政治に代わる次の政治をどうするかについての、国民的な合意はまだ形成されていません。 私たちは、選挙結果の全体は、国民が、自民党政治に代わる新しい政治を探求するプロセスの一つの局面を示していると考えます。この国民の探求が実を結び、新しい政治への道を開くものとなるよう、力をつくします。 その第一歩として、選挙戦のなかで訴えた、消費税増税を許さない、暮らし応援の経済政策への転換、米軍・普天間基地の無条件撤去など、公約の実現のために、国会内外で広く共同して全力をそそぐものです。 一、今日の政治と社会の閉塞(へいそく)状況の根底には、「米国いいなり、財界いいなり」という年来の政治の歪(ゆが)みがあります。国民の切実な要求の実現をめざすたたかいと一体に、私たちがめざす「国民が主人公」の新しい日本への展望を語り、広げる努力を強めます。どんな条件のもとでも選挙で前進・勝利できる、質量ともに強大な党づくりに、新たな決意でとりくみます。
テーマ:日本共産党 - ジャンル:政治・経済
参議院選挙の最終投票日を2日過ぎた、2010年7月13日(火曜日)。
皆さんの応援と御期待にも拘わらず、日本共産党は、比例代表選挙で、
目標とした 650 万票の僅か 54.8%の、 3,563,557 票の得票しか得られず、
比例議席3議席に留まりました。
御支援ありがとうございました。
参議院選挙の結果について 2010年7月12日 日本共産党中央委員会常任幹部会 2010年7月13日(火)「しんぶん赤旗」 *****************
当選した候補者は、
市田忠義書記局長:83,806票、 大門実紀史:45,669票 田村智子 :43,897票 の3名で、
私たちの地域割となっている仁比聡平さんは、33,614票(4位)で落選しました。
ところで、共産党は比例区では「党名投票」を優先したために、個人得票数は、
市田書記局長でさえ 83,806 票しか出ていません。(共産党の得票数の僅か 2.35%)
これでは、過去の得票数を一つの基準に、地域割をしている意味がありません。
仁比聡平さんは、九州・沖縄・中国・四国など広大な地域を受け持って
東奮西走しているのです。
それなのに、33,614票とはあまりにも張り合いが無いではありませんか?
これは、他の候補者でも同様です。
一般有権者への呼びかけは別として、党員・後援会員には、
個人名投票をお願いするべきです。
当支部に「比例の投票は仁比聡平さん」と連絡があったのは、既に期日前投票を
済ませた最終投票日(7月11日)の僅か1週間前でした。
私は、福岡市から出ている小林とき子(もちろん共産党比例候補)に入れた後でした。
公示日の翌日からは「毎日が投票日」という位置づけに事実上なっていません。
こんな状態では「仁比聡平さんを国会へ送る」という選対の「強い決意」とは
裏腹と言わなければなりません。
共産党 比例3議席獲得 市田・大門・田村氏が当選 2010年7月13日(火)「しんぶん赤旗」 ------------------------------------------------------ 第22回参院選挙は11日即日開票され、12日未明に改選121議席(比例48議席、選挙区73議席)がすべて確定しました。日本共産党は、比例代表で356万3557票を獲得(得票率6・1%)、3議席を確保しましたが、改選4議席には届きませんでした。小池晃党政策委員長を立て絶対確保を目指した東京選挙区では、55万2187票を得ましたが、及びませんでした。 比例代表では、市田忠義、大門実紀史(みきし)の両現職が再選を果たし、新人の田村智子氏が初当選しました。現職の仁比聡平氏は議席を失いました。比例の得票は前回の2007年参院選比では、得票数で84万4375票減、得票率ではマイナス1・4ポイントとなりました。 選挙区選挙では、議席獲得ならず、総得票は425万6400票で、07年参院選比で90万8172票減でした。 民主党は与党過半数に届かなかったばかりか、改選54議席をも大きく下回り、44議席の大敗となりました。比例では第1党となりましたが、選挙区では神奈川で千葉景子法相、栃木で簗瀬進参院予算委員長など有力議員の落選が相次ぎました。 一方、自民党は選挙区の獲得議席で第1党となりましたが、比例の得票数は約1407万票にとどまり、橋本内閣の下で臨んで惨敗した1998年参院選を下回りました。消費税増税をめぐり民主党に批判が集まるなか、国民の支持が自民党に戻る形とはなりませんでした。全体では民主党を上回る51議席を確保しました。 みんなの党は選挙区で3議席、比例で7議席を獲得しました。公明党は改選を2議席下回り、9議席を獲得。社民党は改選3議席から1議席減の2議席でした。
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【供託金問題】 さて、選挙の際恒例の供託金没収額ですが、基準は下記の通り。
これに当てはめて比例代表選挙の供託金没収額を計算してみますと。
候補者数:18名 当選者:3名 一人当たり供託金額:600万円 没収ポイント:18-(3×2)=12 没収金額:600万円×12=7,200万円 選挙区は、ちょっと面倒なので、今日は省略。 (S)
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テーマ:2010参院選 - ジャンル:政治・経済
数日前に
トラバを頂いていた記事 の中に、志位委員長の動静を紹介した朝日新聞記事がありました。
ちょっと見落としていて今日気が付いたので、そのまま引用させて頂きます。
(鳩山・小沢の動向に関する長い新聞引用記事の最後の最後に、ついでのように引用されていましたので、最後まで読まないと見落とします;文句を付けてしまって済みません!) (J)
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党首がゆく・志位和夫委員長 ―消費増税に怒り 原点回帰 朝日新聞 2010年7月2日(金)17:10 クラシック音楽を語るとき志位和夫さんの顔は少年のように明るくなる。幼い時からピアノとバイオリンを習い、ピアノでプロのチェリストの伴奏をしたこともある。初の訪米を控え、「ミュージカル、バレエ、歌劇、ニューヨークフィル。どれも行きたくてしょうがない」。しかし、鑑賞できたのはミュージカル「マンマ・ミーア」のみ。 派遣切りが横行したとき、財界や自動車会社幹部に直談判した。そして今回の訪米。どこへでも乗り込んでいく姿勢は続いている。「バレエ? 次に行ったときの楽しみだよ」。少年のような目の輝きは増している。(堀江政生) 遊説先で握手攻めにあう =大阪市北区、葛谷晋吾撮影 ■共産・志位和夫委員長 目標:比例5議席、東京+α 他の党首たちを圧倒する10年の在任期間。志位和夫はいま、初心に帰ったかのように燃えている。菅直人が「消費増税」を持ち出し、敵の姿が再びはっきりしたからだ。 思えばこの1年あまり、志位にしてみれば世界は変わり、その変化に我が身を寄り添わせてきた。 まずは米国。帝国主義の総本山で、アフリカ系の若き大統領が核廃絶を訴える。その演説に感動した志位が書簡を送り、返書が届く。 日本では、自公政権の幕がようやく下りた。華々しく登場した鳩山民主党。普天間飛行場の移設に代表される新たな政策に期待を持たせた。 志位が掲げた「建設的野党」には、そんな政策を後押ししたいとの思いがあった。共産党自身の変化である。 それが端的に表れたのが、1月の党大会だった。壇上からは財界人が「ゆきすぎた大企業・米国依存の底には反共があったが、その壁は崩れた」と激励し、農業団体は「共産党とは日本の農業を守る方向では全く同じ」とのメッセージを寄せた。会場は沸き、志位は「歴史的前進」と声を震わせた。 クライマックスは5月の初めての訪米だ。従属ではなく対等な関係に道を開きたいという委員長就任以来の念願だった。「ニューヨークのバレエは世界最高峰なんだよ」と、出発前に瞳を輝かせたこともあった。 国務省に乗り込んで普天間の無条件撤去を訴えた。議論がかみ合うはずもない。だが、応対した日本部長は「意見交換が民主主義の基本。これからも続けましょう」と志位の手を握った。 風向きが変わったのは、歴史的訪米を終えてからだ。 普天間で鳩山は県内移設の日米合意を結び退陣。代わった菅はいきなり「消費税10%」だ。志位は声を荒らげる。「アメリカと財界のいいなり。これでは自公政治となんら変わらない」 「建設的野党」路線は自公政権を倒す上では意味があった。が、共産党の立ち位置を不明確にしたのも事実。もはや捨てるしかない。志位はいま「自力で風を起こす」。 世界の変化と政権交代は、かつて接点のなかった相手との垣根を低くした。この経験が生きるかどうか。=敬称略(堀江政生)
テーマ:日本共産党 - ジャンル:政治・経済
今日は、振り替え休日を取っていたので、朝はゆっくりしていた。
たまたま、NHKにチャンネルを合せたところ政見放送をやっていた。
【みんなの党】
NHKに合せた時は「みんなの党」の渡辺党首が政見放送中だった
途中からではあったが、結構長い時間(十数分)見たので
ほとんど最初の方から見たものと思う。
民主党の批判が中心であったが、自民党の批判も忘れなかった。
独自性を出そうとしていることは良く解った。
しかし、自らが世襲政治家であり、父親が自民党幹部であり、
渡辺氏本人も長らく自民党議員として今彼が批判している
自民党の政策に積極的に加担してきたことには当然触れない。
歯切れの良い民主党・自民党批判ではあるが、反省はない。
10年間で所得を5割り増し。
3年間で30兆円の無駄を見つける。
国会議員を4割削減。
程度しか印象には残らなかった。
【自民党】
谷垣氏が最初の5分間ほど訴えた後、後半は女性参議院議員との対談形式。
長期政権のおごりで政権を去るに至ったことをまずはお詫び。
その後は、民主党政権の批判に終始した。
自民党の政策も話はしたが、観念論というか理念と言うか具体性のないもので、
少しも印象に残らなかった。
その中で、どこかで聞いたような、
10年間で所得を5割り増し。
国会議員を3割200人以上削減。
という話だけが残った。
【民主党】
小宮山洋子衆議院議員と菅直人民主党代表の対談形式。
「強い経済、強い財政、強い社会保障」について小宮山氏が質問し菅氏が
回答する形で進められたが、それぞれの政策は具体性が全く無く、抽象論に
終始していた。
特に感じたのは、菅氏が自ら鳩山内閣の副総理であったとは言いつつも、
政権放棄の原因を鳩山氏一人の問題として切捨て自らの責任には全く
無頓着であったことである。
政策的には何も印象に残らなかった。
民主党も国会議員削減を無駄の削減の重要項目に挙げている。
【国会議員は無駄!】
各党とも国会議員の定数削減を無駄の削減の重点公約に掲げているが、
要するに自らの存在を無駄と言っているに等しい。
ただ、国会議事堂の椅子を暖めているだけの議員や国会にも出てこない議員が
それらの党には大勢居るということを証明している訳である。
日本共産党には無駄な議員は一人も居ない。
みんなの党の言うように議員を4割≒300人減らすと75億円程度の削減
にはなるかもしれない。
しかし、これらの党は政党助成金320億円の削減には触れない。
政党助成金の額は国会議員1200人分ほどにもなるのだから、無駄を削減
するなら、これこそを廃止するべきであり、比例定数削減などもっての外。
最近結成された雑多な党が国会議員5人を揃えようと躍起になっているのは
政党要件の確保=政党助成金の取得にあるのだから、いわんもがなである。
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それぞれ15分間程度の政見放送であった。
まだ、日本共産党の政見放送には巡り会えていない。(S)
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テーマ:2010参院選 - ジャンル:政治・経済
2010年6月24日参議院議員選挙が公示されました。
明日からは、毎日が投票日です。
日本共産党・参議院選挙闘争本部は、
【参院選の公示にあたって すべての党員のみなさんに訴えます】 とのアピールを発表しました。
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さて、
本日の「赤旗」によると、経済産業省が、日本の法人税率が諸外国と比べて高いために企業が海外に逃げる事例として挙げられている4社に、「赤旗」がヒアリングしたところ、「法人税は主要な理由ではない」との回答が揃って寄せられたと言う。
記事のリンクは、
ここをクリック 箇条書き的に紹介すると・・・
※ 消費税増税とセットで法人税率の引き下げを財界が求めている。
※ 日本経団連や菅民主党政権が先頭に立っている。
※ 旗振り役の経済産業省は、“法人税が高いので日本に立地する企業が海外に流出している”と主張。
※ 経産省が例示した国内企業は日産、富士通、サンスター、シャープの4社。
※ 赤旗では、これらの企業に取材し、以下の回答を得た。
※ 日産自動車:「グローバルな商品競争力維持の観点から決定されたもので、これ以上の理由はない」
※ サンスター:同国(スイス)の法人実効税率が低いことは、「理由の一つではあるが、メーンの(主な)理由ではない。スイスのブランドイメージやグローバル(国際的な)な人材確保が目的」
※ 富士通:「同国(シンガポール)の法人税率が低いこととは関係はない」
※ シャープ:「中国市場に合わせた商品開発のためで、法人税率が軽減されることが、メーンの理由ではない」
※ 海外移転の主な理由は下記の通り(3項目までの複数回答)
また、今日の「赤旗」の
別の記事 では、法人税が「高い」と言いながら実はまともに払っていないことを独自調査により突き止めました。各種の大企業優遇減税制度の『おかげ』と言う訳です。
経済産業省は、勝手な仮設を立てて法人税を減税する必要性を強弁し、その穴埋めに消費税増税を迫ろうと言う訳です。
とんでもない話です。
これまでも、消費税が社会福祉に回ることはなく、社会保障は子どもから高齢者に至るまでことごとく改悪されてきました。
「ギリシャみたいに財政破綻になる」という脅迫に騙されてはいけません。 (J)
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テーマ:税金 - ジャンル:政治・経済
今日開催された「9党 討論会」は、業務時間中だったので、
携帯ラジオ(テレビチャンネル付)で音だけ聴いていた。
最初に各党から3分間のプレゼンテーションが行われた。
**************************
「3000人の議員が介護の現場を調査した。」
「議員の3割が女性であるわが党だからこそできた。」
うん、ソフトタッチの「なかなか良いプレゼンテーション」である。
しかし、その声は志位委員長の声ではない。市田書記局長でもない。
小池さんでもないし、穀田さんの声でもない。
この発言の後に、日本共産党の志位委員長が発言した。
と言うことは・・・
先ほどの「なかなか良いプレゼンテーション」は、
公明党の山口党首であることが判明!
一方、志位委員長の発言は街頭演説調のハードタッチのもので、
この機会に「他党との違い」を押し出そうとする『気負い』を感じられた。
政策の中身は別として、話しかけ方 すなわちプレゼンテーションの仕方は
公明党の方が聴きやすかったと思う。
内容が良くても最初の印象で聴いてもらえなくなったらおしまいである。
正直言って、私自身も志位委員長が最初の3分間で「何を話したか」
残念ながら印象が残っていない。
プレゼンテーションは、最初の掴みが重要である。
そこを失敗すると、後は幾ら良いことを行っても聞いてもらえない。
これは、ビラでも同じことで、見出しや画像で惹き付けられないと
読んでもらえないのである。
日本共産党は、政策は大多数の国民の意識とピッタリなのに、
世論調査の支持率がいつも 2 - 3 %で、高々 5% 止まりなのは、
プレゼンテーション手法も少なからず影響している、と思う (S)
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日本記者クラブ主催「9党党首に聞く」 志位委員長の発言 2009年6月23日(水) 追記
菅首相「目標54議席以上」 9党首、消費税巡り論戦(朝日新聞) 2010年6月22日(火)23:04
「消費増税」で論戦=参院選公示控え9党首(時事通信) 2010年6月22日(火)14:03
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社会保障財源には無駄遣い一掃が必要 ―共産党参院選公約 医療介護CBニュース 2010年6月18日(金)21:00 共産党は6月18日、参院選の公約を発表した。社会保障を支える財源をつくるには「まず無駄遣いの徹底した一掃が必要」と指摘し、消費税増税に反対する姿勢を強調している。社会保障制度については「削減」から「充実」への転換を打ち出し、介護労働者の待遇改善や特別養護老人ホームの施設整備などを具体策として挙げた。 同日の記者会見で志位和夫委員長は「今度の参院選では、消費税大増税を許すかどうかが争点としてはっきりと浮上してきた」と述べた上で、「増税競争にストップをかける」と強調した。公約にも「大企業減税の穴埋めのための消費税増税には絶対反対」と明記している。 医療・介護分野の政策では、 ▽診療報酬と介護報酬の引き上げ ▽医療費の窓口負担の引き下げ ▽介護保険への国庫負担の増加 ▽介護労働者の労働条件改善- などを提案し、 後期高齢者医療制度については、即時廃止を求めていくとした。
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民主党の管首相が、無節操にも自民党の政策を借りる形で
「消費税を10%にすることも検討対象」などと言って、
NHK世論調査でも支持率が12%も急降下。
支持率6割に気をよくして派手に打ち上げてみたものの
国民の窮状(【我が窮状】)を知りもしないで、経団連の政策を吹聴したことで、
国民の『改革への期待』は、またもや裏切られてしまった。
自民党幹部の発言ではないが、管首相の高支持率バブルは弾けてしまったので
取り返しは付かないだろう。
鳩山内閣同様、支持率の連続急降下は止められないものと思う。
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いよいよ消費税の増税の可否が、参議院選挙の大きな争点として浮かび上がってきました。
6月20日付けの日刊「赤旗」には、消費税に関する図表が掲載されていたので、
ご紹介します。(J)
【関連記事】
“消費税10%は高齢者福祉のため” 菅首相発言のごまかし 2010年6月20日(日)「しんぶん赤旗」
消費税増税 やっぱり大企業減税穴埋めのため 2010年6月20日(日)「しんぶん赤旗」
くらしと営業の破壊 許せません 菅首相 消費税10%発言 2010年6月20日(日)「しんぶん赤旗」
2010年参議院議員選挙にのぞむ日本共産党の政策集 2010年6月19日「日本共産党中央委員会」
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テーマ:日本共産党 - ジャンル:政治・経済
この数日、各党が相次いで参院選【マニフェスト】を発表していますが、
2010年6月18日 「日本共産党」も参議院選挙の公約を発表しました。
内容豊富なので、リンクのみ御紹介します。 (J)
日本共産党の 【参議院選挙 公約】 “アメリカ・財界いいなり”から「国民が主人公」の政治への転換を ――そうしてこそ「政治を変えたい」という願いが生かせますこれは18日付の日刊「赤旗」には掲載されていなかったので最新ニュースだと思います。
18日の午後にはWebサイトにUPされていました。
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6月22日追記
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6月23日追記
共産党の公約要旨 = 参院選【公約比較】 jiji.com 〔財政・税制・経済成長〕 消費増税に断固反対 ▽米軍への思いやり予算(在日米軍駐留経費の負担)、米軍再編費は撤廃} ▽大企業の研究開発減税など優遇税制を改め、法人税率を段階的に元の水準に引き上げ 〔医療・社会保障〕 後期高齢者医療制度を即時廃止 ▽高齢者と子どもの医療費を無料化 ▽診療報酬と介護報酬の引き上げ 〔子育て・教育〕 認可保育所を1年間で10万人分を建設して待機児童問題を解決 〔雇用〕 労働者派遣法は「抜け穴」なしの抜本的改正 ▽時給1000円以上へ最低賃金の引き上げ ▽非正規労働者と正社員との均等待遇など推進 〔地方活性化〕 道州制の導入と市町村の大合併、大再編に反対▽地方議会の権限など強化 〔外交・安保〕 普天間飛行場問題で日米合意を撤回し、無条件撤去を要求 ▽日米安保条約を廃棄し、対等、平等の日米友好関係を構築 〔政治・行政改革〕 政党助成金を撤廃▽小選挙区制を廃止し、比例代表中心の制度へ改革 〔農業〕 日米自由貿易協定(FTA)、日豪経済連携協定(EPA)の交渉を中止 ▽主要農産物への価格保障・所得補償を実施。コメは1俵1万8000円を保障 〔その他〕 憲法9条を含む全条項を守る 時事通信(2010/06/23-18:34)
テーマ:日本共産党 - ジャンル:政治・経済
昨日(2010/6/14)朝から、全国総決起集会がインターネット中継も使って開催された。
実際には、朝10時半からの生中継はインターネット回線がダウンして
多くの処で視聴できなかったようだ。(日刊「赤旗」2面に『お詫び』掲載)
サーバーの容量不足のようだ。
「赤旗」Web 版 では、文字で読むことができる。
*********************
その中で、志位委員長は、民主党の支持率回復の原因は
唯一、管直人氏が「小沢外し」の装いを見せているからに尽きる
との見方を示した。
これは私も同感であるし、多くの人々の共通認識であろう。(S)
その部分を引用すると・・・
「高支持率」――「脱小沢」の演出だけが原因 政治の中身への支持ではない にもかかわらず菅政権にたいしてどうして「高い支持率」が寄せられたか。 その理由は単純明快です。菅氏が、人事その他で、いわゆる「脱小沢」を演出したからであります。 それを多くのメディアが持ち上げたからです。 「高い支持率」が出たのは、もっぱらこれだけが原因です。 菅新首相の政治の中身が支持されているわけでは決してありません。 各紙の世論調査を見ても、いわゆる「脱小沢」にたいして、8割前後の人々が「評価する」と答えています。 よくも国民にこれだけ嫌われたものだと思いますが、支持率の中身はここにしかないのです。 実際、世論調査で菅政権の「政策に期待できる」と答えている人は1割程度にすぎません。 そもそも「小沢問題」とは、本質的には、民主党の党内の体制問題であり、いまの日本の政治の根本問題ではありません。 かりに「脱小沢」になったからといって、民主党政権がすすめる政治の中身が新しい境地にいくというものではありません。 しかも、菅首相は、小沢氏の金権疑惑にたいしても、辞任で「けじめ」がついたとして、本格的にメスを入れる気もなければ、構えもありません。 菅内閣の一時的な「高い支持率」を軽視はしませんが、恐れる必要はまったくないということを言っておきたいと思います。
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2010年4月13日に開催された
【全国都道府県委員長、地方議員・候補者会議】
で、選挙闘争方針が“発展”させられました。
ある意味、大きな戦術転換です。
東京選挙区必勝! 他の定数が複数の全ての選挙区(17選挙区)で議席を目指す! 定数1の選挙区でも果敢に議席に挑戦する! 新しい選挙闘争方針です。
正確を期すため、
4月15日付け「赤旗」Web版 から引用しましょう。
* まず大会決定で確認した「比例を軸に」、「全国は一つ」――政党選択で日本共産党への支持の大波を起こすことを、比例と選挙区での選挙戦を統一する大きな土台、基本として堅持し、全党の一致結束した力で、比例代表で六百五十万票、五議席を絶対確保することを、あらためて強調したい * 同時に、選挙区選挙をより攻勢的・積極的に位置づける方針の発展 を提起する * 小池晃政策委員長を比例から転じての候補者としてたたかっている定数五の東京選挙区では、議席を絶対確保 するために全国的な支援もふくめ総力をあげます * つぎに、定数二~三の十七の道府県の選挙区では、すべての選挙区で、本腰を入れて議席の獲得 に挑戦します * さらに、定数一の二十九の選挙区でも、勝利をめざし、議席を争う 構えで、積極果敢なとりくみをおこないます。 【一人区では多くのところが共産党、民主党、自民党の三つどもえでしょう。しかしいまは、「民主党に裏切られた、自民党は二度とごめん」、これが多くの声なのです。ですから一人区も遠慮する必要はないのです。一人区であっても、勝利にむけて大いに名乗りをあげて、積極果敢なたたかいをやろうではないかということを提起するものです】 * こうして、「比例を軸に」を堅持 し、政党選択で日本共産党躍進の波をつくりだすことをあらゆる活動の中心にすえながら、全国すべての選挙区で、議席を争う構えでの攻勢的・積極的なたたかいを展開 し、ここでも躍進の波をつくり、比例選挙と選挙区選挙のとりくみを相乗的に発展させ、党躍進の流れをつくりだすようにしたい。これが選挙戦の方針の発展についての提起であります。
かつてない、積極的な『方針の発展』だと思います。
もう少し引用してみましょう。
私がここで強調したいのは、わが党は全国に地方議員をもっていることが、参議院選挙勝利のうえでどんなに大きな力かということです。 みなさんに二つの数字を紹介したいと思います。 * 日本共産党が、この四年間に地方議員選挙で獲得した得票を合計すると 598万票に達するのです。私たちも計算してみて驚きました。 得票目標の650万票の92%にあたります * わが党の地方議員団が、議席占有率を、この十年間で 7.10%から8.12%へと1ポイントあまり前進させ、 三千人を超える議員団を維持していること * 総務省が先日発表した昨年末時点での政党別地方議員数は、 日本共産党は3,026人、自民党の3,048人、公明党の3,008人に ほぼ拮抗して、トップグループの一角を占めています。 民主党の1,534人、社民党の450人をはるかに上まわります。 * 自治体で党議席を持っている自治体の割合を見ますと、 日本共産党は79.6%の自治体で党議席を持っています。 これは公明党の65.4%、民主党の27.7%、自民党の20.6%、 社民党の16.7%と比べて断然一位であります。 * 議案提案権を持っている議員団を有している割合も、 日本共産党は全自治体の47.1%と、半数近くに達し、 断トツで一位であります。 私たちの力に大いに自信を持とうではないですか。 地方選挙で獲得した得票、地方政治に占める位置、これは地方議員、候補者のみなさんが、支部や党員と力を合わせて、日夜住民と結びつき、住民の苦難軽減のために献身し、その信頼を源泉として勝ち取ってきた、わが党にとっての巨大な財産だということを、重ねて強調したいと思います。
以上、選挙闘争方針の「発展」を御紹介しました。
下記、YouTube から御覧頂けます。(J)
赤旗記事は、下記をクリック
全国都道府県委員長、地方議員・候補者会議 志位委員長の報告 18選挙区で議席獲得めざす…共産が上方修正(読売新聞) - goo ニュース ************************
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2009年10月14日、二日間の日程を終えて
日本共産党 第9回 中央委員会総会での討論に対する 【結語】 を志位委員長が行いました。
今回は、その中から「参議院選挙に関する部分」を、ノーコメントで引用します。
(読み易い様に、適宜改行および文字装飾は引用者-S)
「持てる力を出し切る」 ――原点に返って「支部が主役」の党づくりを 「持てる力を出し切る」という角度では、日常平素からの「支部が主役」の党づくり、この党建設の大道にあらためて光をあて、ここに粘り強く取り組んできたところで、いざ選挙というときに総合力と瞬発力が発揮されているということを教訓として引き出しました。 この提起が、発言でも、全国からの感想でも、たいへん新鮮に、積極的に受け止められています。多くの同志の発言でも、「支部が主役」の党活動の重要性がたくさん語られ、それに取り組んだところでの教訓によって裏付けられました。 この点で、私は、あらためて第24回党大会決定と、2006年7月におこなわれた2中総決定に立ち返って、党づくりに取り組むことを提起したいと思います。 2中総決定では、全国すべての地区委員長のみなさんにアンケートをお願いし、その結果にたって、「政策と計画」をもった「支部が主役」の活動をどう発展させるかについて、つっこんだ掘り下げをおこないました。あのときの議論を思い起こしてもらいたいのですが、総会での議論でも、「この道しかない」が合言葉となったことを思い出します。 七つの点を重視しようということが、あの総会での確認になりました。 一つは、「国民との日常的な結びつきと要求にもとづく活動を重視し、 それを励ます活動に取り組む」こと、 二つは、「支部の自発性・自主性を大切にする」こと、 三つは、「『即効性』をもとめず、『いまの努力が必ず実を結ぶ』という 確信をもって」取り組むこと、 四つは、「党勢拡大と『支部が主役』の党づくりの統一的な追求をはかる」こと、 五つは、「党員拡大も『支部が主役』で取り組んでこそ、安定的に前進する」こと、 六つは、「『しんぶん赤旗』中心の党活動、 『支部が主役』の配達・集金活動」をつよめること、 七つは、「すべての職場支部に『講座』の成果をつたえ、前進をかちとる」ことであります。 (中略)
「自力をつける」――党の政治的影響力と 党勢との間には大きなギャップが いま一つ、「自力をつける」という角度についても、討論で深められました。 報告で紹介した、この総選挙でわが党が得票率を大きく伸ばした上位三つの自治体での経験が、たいへん積極的に受け止められました。「やるべきことをやっているところでは結果がでている」、「やはり党を強く大きくすることが勝利への道だ」という感想がたくさん寄せられました。 私が、発言を聞いて重要だと感じたのは、ある同志が発言のなかで、「いまの党の影響力と党勢との間には大きなギャップがある」とのべたことです。たしかに大きなギャップがあるのです。 「しんぶん赤旗」日曜版読者1人あたりの比例得票数を計算してみますと、今回の選挙では全国平均では4・01票と、かなり高い数字になります。21世紀にはいって6回の国政選挙をたたかっていますが、これまでは日曜版読者1人あたりの比例得票数は、2票台から多くて3・5票ぐらいまでなのです。これだけギャップが開いたことはありません。党勢の弱さを、正確な論戦と、全党の奮闘でおぎなった、そして善戦・健闘という結果をえたというのが今回の結果だと思います。 ギャップがある、党の影響力に比べて党勢が少ないということは、逆にいえば党勢拡大の条件が大いにあるということです。しかも今度の総選挙で、比例代表で494万人という支持を寄せてくださった方々のまわりには、100万人、200万人という単位で、わが党に新たな関心や期待を寄せてくださっている方々が生まれているのも事実です。こんなに党勢拡大の条件が広がっているときはないということを、強調したいと思うのであります。
「党躍進特別期間」 ――必ず目標をやりきり、参院選勝利の道を開こう さて、党大会にむけた「党躍進特別期間」についてであります。 (中略) これを必ず成功させるうえで、いくつか留意して取り組みたい点について、のべておきたいと思います。 第一は、「特別期間」の四つの課題を総合的に推進しつつ、党勢拡大の独自の追求に執念を持って取り組むということです。 すなわち 国民要求実現のたたかい、 「大運動」の推進、党勢拡大、 「党生活確立の3原則」、 これらを総合的にすすめる。 同時に、そのなかで党勢拡大については、執念を持っての独自追求がどうしても必要だということです。 この四つの課題というのは、国民の願いにこたえ、広範な国民との結びつきを強めつつ質・量ともに強い党をつくろうということですが、それぞれが有機的に結びついている課題ですから、総合的にすすめてこそ全体が前にすすむことになります。ただそのなかで、党勢拡大はとりわけ大きな力が必要となります。独自追求なしには絶対に前進しないのがこの課題ですから、このことを肝に銘じてがんばりぬきたいと思います。 第二に、この「特別期間」というのは、党大会にむけた運動ですけれども、参議院選挙勝利をめざす最初の大きな飛躍をつくろうという運動ですから、「やれるだけやる」ではすみません。「目標をやりきる」という立場で、あらゆる知恵と力を出そうということを訴えたいと思います。 (中略) 第三に、全党員が立ち上がるうえで、情勢と党の役割、総選挙の総括、参議院選挙の勝利の方針について、みんなの心に灯をともし、確信を伝える政治的な指導と援助に、熱い心を込めて、機関が取り組むことが大切であります。 そのさい、9中総決定とともに、「記念講演」を全支部・全党員に徹底することを重視していただきたいと思います。 (中略) 第四は、中間地方選挙の問題です。中間地方選挙で前進をかちとりつつ、「特別期間」を成功させるということに挑戦したいと思います。
以上、とりあえず本日はここまで! (S)
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【日本共産党中央委員会の参議院選挙への戦略・戦術の疑問点】
第7回
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本日(2007年9月8日)から二日間の日程で、日本共産党・第5回中央委員会総会(5中総)が開催され、午前10時半から志位委員長の報告が行なわれています。
全国の地区委員会で、CS放送で中継されて、多数の党員が実況中継を視聴している真っ最中です。
中心課題は、4月の統一地方選挙と7月の参議院選挙の総括、そして来週から始まる臨時国会等への対応、来るべき衆議院選挙の準備などです。
どこまで、真摯な選挙総括が行なわれるか注視したいと思います。
私の、この連載も、あと数回続ける予定でしたが、5中総についての意見も書くことになると思いますので、今回を最終回とし、残りを一挙に掲載いたします。
長いので、パスして頂いて結構です。
さて、これまで多くのコメントを頂き、ありがとうございました。
全て読ませていただき、参考になりました。
この連載終了に当たり、連載第1回から第7回に書かれたコメントを削除させていただきますので、よろしく御願い致します。
削除予定は、今から1週間後と致しますので、必要な方は、各自バックアップをおとりください。
【日本共産党中央委員会の参議院選挙への戦略・戦術の疑問点】 第7回 2.戦術上の誤り
は、【続き】をどうぞ
なお、この内容は、投票日前に日本共産党中央委員会に記名投書した物のコピペです。
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【日本共産党中央委員会の参議院選挙への戦略・戦術の疑問点】
第6回
日本共産党は、9月8日(土)9日(日)第5回中央委員会総会を開催して選挙総括をする予定です。
これに向けて、統一地方選挙と参議院選挙に対する意見や感想を上げるように地区委員会が党員に呼びかけているようですが、殆ど上がっていないようです。私は、この中央委員会に上げた意見を そのまま地区委員会に転送しました。(地区委員長は一応読んだようです)
さて、前回までは戦略の疑問について書きましたが、ここからは、細かい戦術について書きます。
別にどうでも良いと思われる方は、この記事をパスして頂いて結構です。
なお、中央委員会への投書では、末尾を「誤り」としましたが、このままでは、私の断定を御訪問の方々に押し付ける表現なので、ブログでは「疑問点」に変更します。
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