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ポラリス-ある日本共産党支部のブログ

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人間らしく働けるルールを考えるシンポジウム

 昨日、2008年8月24日(日)
 日本共産党徳島県委員会、同徳島地区委員会主催のシンポジウム
「人間らしく働けるルールを考えるシンポジウム」
徳島市の県教育会館で開かれ二百十人が参加したそうです。

派遣見直しへ全力 共産党が雇用シンポ 2008年8月25日(月)「しんぶん赤旗」

 当ブログの執筆者の多くが参加している全日本金属情報機器労働組合(JMIU)から、JMIU徳島地方本部の森口英昭委員長、同徳島地域支部光洋シーリングテクノ分会の矢部浩史分会長、同日亜化学分会の島本誠分会長がパネリストとして参加。
 他に、愛媛大学の丹下晴喜准教授、日本共産党の塩川鉄也衆院議員がパネリストを勤めました。

 徳島では、数年前から「光洋シーリングテクノ」や、青色ダイオードで一躍有名になった「日亜化学」での『偽装請負』告発の活動が進められており、これらの企業の脱法行為を追い詰めて来ています。

 そのような前進面の一方では「日亜化学」が、居直り的で高圧的な態度に豹変するなど新たな問題も起こっており、労働者の怒りが強まっています。

 そういう情勢を踏まえて開催されたシンポジウムですから、参加者の意識も意欲も高く、熱心な討論が行われたようです。

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【最近の関連記事】
正規雇用の指導迫る 非正規ネット 厚労省に 2008年8月22日(金)「しんぶん赤旗」

日亜と光洋シーリングの労働者 志位委員長、たたかい激励 2008年8月22日(金)「しんぶん赤旗」

日亜の偽装請負認定 是正を指導 徳島労働局  2008年8月21日(木)「しんぶん赤旗」

雇い止め撤回させよ 仁比・山下両参院議員 徳島労働局・県と交渉 日亜化学 2008年8月19日(火)「しんぶん赤旗」 
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テーマ:格差・階級 - ジャンル:政治・経済

偽装請負を市田さんが国会で告発

14日付けの赤旗偽装請負を市田書記局長が国会で告発した事が詳しく載っている。共産党のホームページに概要が出ている。

大津留公彦のブログ2とそれが引用したとむ丸の夢に詳細が出ている。
その記事は読んで頂くとしてここでは紹介しない。

しかしそれぞれのコメントに独自性があるのでそれだけ紹介します。
まず大津留公彦のブログ2の派遣を1年以上継続するとから
派遣を1年以上継続すると、メーカー側は直接雇用いたしますという申し入れを労働者にする義務を負う。

という事を知っている企業の担当者はどれ位いるだろうか?

しかし許せないことにこの規定は来年から3年以上に変わるという。

これからこの記事に名前の出た企業は社会的に指弾される事になるだろう。

いかに人件費コストが安かろうが企業にとって正社員以外の請負や派遣を受け入れる事

が「経営上のリスク」であるという認識が企業側にそろそろ必要になってきているだろう。

そしてとむ丸の夢のワーキングプア、偽装請負
から
夜プールに泳ぎに行ったとき、若い女性コーチが問わず語りに言うのには、周囲の若い人が何人も仕事を持っていない、特に男性が働いていない、ということでした。なんでもその親御さんたちは、少しぐらいぶらぶらしていていい、というらしい、ということでした。

 なんだか、そう言わざるを得ない親御さんたちの胸の内が推しはかられるようで、こちらまで辛くなります。少しぐらいぶらぶらしていていい、なんて本心から言っているようには思えません。きっと、きちんと働いてもらいたい、と喉のところまで出かかっているのに違いありません。

「少子化、少子化」と騒いでいるのは、将来のこの使い捨て労働力が先細りなためかもしれません。それで「労働力の輸入」、つまり移民を考えているのでしょうか。

 おまけに医療保健制度について色々危惧される中でも、特に子供たち、妊婦まで医療サービスは低下する一方なのは、使い捨てにお金をかける必要はない、とでもいっているようです。

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今度は、日野自動車で「偽装出向」

7月31日以来、「偽装請負」を一面TOPで何度も積極的に取り上げ、社会問題として広く知らせた朝日新聞。

今日は、次の新手の脱法行為として、トヨタの連結子会社である日野自動車(トラック・バスでは日本一と言っても良い企業)で、「偽装出向」が1,100人もの規模で行われていることを告発した。

大企業は次から次へと“法の抜け道”を探し出して、労働者を搾れるだけ絞ろうとする訳である。
労働者が積極的に内部告発をしないと見逃されるような事例が増えてきたが、これに抗して闘う労働者も青年のなかに広がって来つつある。

私たちも、その一員としてがんばって行かなければならない。

光洋シーリングテクノの場合は、トヨタの有力下請け企業ではあったが、厚生労働省は「偽装請負」をやっていたコラボレートを業務停止処分にした。
今回の事例では、日野自動車はトヨタの連結子会社であるだけに、トヨタの責任は一層大きい。
社会的責任(CSR)と法令順守(コンプライアンス)を声高に叫んでいる企業には、それだけの社会的責任を雇用面でも果たしてもらわなければならない。

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先日のコラボレートの業務停止に関する報道も、しんぶん赤旗より二日間も速かったが、このニュースも朝日のスクープのようである。

主なところを、引用しよう。

asahi.com(10/6)

【 トラック製造大手の日野自動車が、実態は労働者派遣なのに出向契約を装う「偽装出向」で、人材会社から約1100人の労働者を自社工場に受け入れ、働かせていたことがわかった。】

【社会問題化している偽装請負と同様に、使用者責任をあいまいにしたまま、人員調整をしやすくする違法な手法がメーカーに広がっている実態が浮かび上がった。】

 【出向は、人材会社が営利事業として行うことは、労働者を商品のように売り買いすることにつながりかねないため、禁止されている。】

【 メーカーが工場労働者を外部から受け入れる場合は、労働者派遣法に基づく正規の手続きをとらなければならないが、出向契約を装うことで免れていた。派遣の場合、1年以上経過すると直接雇用を申し込む義務がメーカー側に発生するが、こうした義務を回避する狙いがあったとみられる。
 また、派遣の場合、労働者の社会保険加入状況を日野側が確認する義務があるが、出向の場合はない。
。】

請負の場合は「偽装請負」だとして許されない正社員による指揮命令も出向契約だと可能だ。偽装出向は工場の現場を調査しただけでは発覚しにくく、偽装請負以上に製造業に利点が多い。】

【日野自動車 トヨタ自動車の子会社で、トラック・バスなど商用車を生産する。普通トラックの販売台数は、05年まで33年連続で国内首位。06年3月期の連結売上高は1兆1969億円。 】

偽装請負に関する朝日新聞のWeb版特集面は
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