いまどき珍しい「革命」との大きな見出しが出ていた。
【革命の大志もち実践に力】
というものである。
何か、場違いなというか新鮮なというか、久々に「革命」の文字を見た感じである。
1月5日に党本部で開催された「全国都道府県組織部長会議」の模様を紹介する
記事でのこと。
この見出しは、参加した組織部長の一人の発言を切り取ったもののようで、
基調報告のようなもので語られたものではないらしい。
この大見出しの続きのリードを引用すると、
との内容で、これを読むと見出しとは随分印象が異なる。参加者から「『五つの挑戦』の意味を、いっせい地方選勝利とともに、革命の課題、中長期の戦略としてもとらえなおして、実践・具体化したい」
見出しの『重要性』を教えてくれる典型である。
今回の会議では、【党員拡大】 【結びつき・要求アンケート】 と並列して
【退職党員の転籍・「実態ない党員」解決】 【「ボランティア勤務員」の組織】
が、課題として挙げられています。
第二回中央委員会総会でも強調された「党員の高齢化」を象徴する提起でしょう。
それによると、「退職党員の転籍」に関しては、
「あなたが地域支部に転籍することを心からよびかけます」
という中央委員会のよびかけ文書があるそうです。
「ボランティア勤務員」 もリタイアした労働者を地区委員会の組織部を補強する
要員として配置する方法のようで、中高年齢者活用施策の一つのようです。
これらの内容は、冒頭に挙げた大見出しとは随分雰囲気が異なるものです。
この記事は、Web版にはUPされていないようなので、この程度にしておきます。