民主党代表選挙などについて言いたい放題を・・・
河北新報に行く前に、きょうの朝日新聞では、小沢氏の「最後」は、これまで何回もあったとし、政権奪取に関して、少なくともこれまで4回失敗し、今度の『最後』は、政権奪取に成功するかホントの最後かと問うている。
剛腕な壊し屋と言われ続けて、「最後の政治生命を掛けて」(最後なのに最後を何度も)仕掛けてきた小沢氏だが、今度こそ成功するのかどうか?
お手並み拝見というところだ。
しかし、如何にアピールしても5人も6人も7人も名前が挙がって総裁選挙をする自民党と比べるとメディアへの露出度は圧倒的に劣る。
いま、マスゴミは、自民党の宣伝戦略に載せられてしまったふりをして、『国体護持』の先兵となって働いているからである。
自民党の総裁選は一切報道しないという気骨あるテレビ局やジャーナリストが現れて来ないものか?
あとは、国民の判断力で、この宣伝戦略を冷静に見て批判して、「そうはイカンゼヨ!」という結果を出して欲しいものだ。
日本共産党は、昨日各メディアに対して、偏らない報道を求めて要請したという。
政党報道 公正・公平に 2008年9月9日(火)「しんぶん赤旗」
さあ小沢民主党/自民総裁選劇場しのげるか
河北新報 2008年09月09日
小沢一郎民主党代表の無投票3選が決まり、11月上旬にも予想される衆院選に向け同党の政権取り戦略がスタートした。
同党が「小沢首相」の実現までに越えなければならないハードルは数多いが、差し当たっての大仕事は党代表選が自民党総裁選と重なったことによる埋没感をどう払い除くかだろう。
共同通信社が福田康夫首相の退陣表明直後に行った全国世論調査によると、過半数が首相の無責任を感じた半面、支持する政権の枠組みについては「自民党中心」が「民主党中心」を半年ぶりに上回り、「ポスト福田」への期待感をうかがわせた。
民主党中心政権への期待の高さが同党のエネルギー源の一つとなってきただけに、埋没ショックが小さくないのは確かだ。
「複数候補による代表選を行うべきではないか」。告示締め切り直前まで、党支持者にこんな声があったのもそのためだ。
だが選挙戦に転じたら、今後のパワーゲームに向けた小沢氏の求心力低下と党の動揺ぶりをさらけ出すだけだったろう。
また、メディアの関心は自民党総裁選に集中している―として同党は「メディア対策チーム」を設け、党の露出度を高める対策を考え始めたというが、それで済む話ではあるまい。
大事なのは政権公約である。
後退局面に入ったとされる国内景気をどう刺激し、疲弊する地方経済をどう立て直すのか。
国と地方合わせて800兆円以上に借金が膨らんだ財政をどう立て直し、社会保障政策などの将来をどう設計していくのか。
米国の「独り勝ち」が終わりつつある時代に、日本はどんな国際貢献をしていくべきか。
個別政策の実現に貢献しただけでも評価される小野党ならいざ知らず、政権を狙う民主党が掲げる政策は総合的・体系的で、「こんな国を目指す」という将来イメージを国民に抱いてもらう中身でなければならない。
そうした鮮明なものが同党からはまだ見えない。埋没感が深刻なのはそのためではないか。
民主党は後出しの自民党総裁選が小沢3選のインパクトを打ち消したとして政局埋没を心配するより、この重複を「攻め」の戦略に生かしたらどうか。
自民党総裁選は劇場化の様相を強めながら候補者乱立で総裁ポストの軽さを露呈しているが、一方では、幸いにも経済政策をめぐる路線論争や「小泉改革路線」の是非をめぐる総括論争が展開される気配だ。
論争では「この国をこうしたい」という今の自民党内に混在する多様な政治理念や国家観も垣間見えるだろう。
小沢代表は自らの政権構想とこの日示した「新しい政権の基本政策案」を早期に肉付けして有権者に積極的にアピールする形で、自民党総裁選での路線論争に深く絡んでいくべきだ。
その上で、自民党に対する優越を勝ち取ることが現在の局面での正攻法と言えるだろう。
22日投票の自民党総裁選は実質的な首相レースを意味するが、小沢代表も実は首相レースに参加した有力な候補であることを忘れないでほしい。
2008年09月09日火曜日
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