統一教会による詐欺商法が摘発された。
これまでも、「赤旗」では度々取り上げてきたが、ようやく公安当局も重い腰を上げたのだろうか?
尻すぼみにならず、統一教会の中枢にある詐欺商法の司令塔にまで迫れるのであろうか?
今後の推移を注目して行きたい。
「命が危ない」高額の印鑑売りつけ逮捕
統一協会を家宅捜索 まぐまぐニュース 2009年6月11日
「命が危ない」などと不安をあおり高額の印鑑を売りつけたとして、警視庁公安部は11日、印鑑販売会社「新世」(東京都渋谷区)の田中尚樹社長(51)ら7人を特定商取引法違反容疑で逮捕しました。
公安部は、印鑑販売会社を世界基督教統一神霊協会(統一教会)の関連会社と見て、同日午前より統一協会の渋谷協会などを家宅捜索しています。
政治への影響力が強いとされる統一協会ですが、関連企業では、いわゆる「霊感商法」によるトラブルも多発。2月10日には、ジャーナリストの有田芳生氏が、「『本丸に近づいてきましたね』と関係者が語るのは、統一教会本部が(印鑑販売会社の所在地に近い)渋谷区松濤にあるからだ」と分析していました。
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本日の日刊「赤旗」紙面には掲載されていますが、Web版にはUPされていませんでした。
新世社長ら7人逮捕=統一教会との関連捜査-不安あおり高額販売の疑い・警視庁(時事通信) - goo ニュース印鑑販売拡大、統一教会幹部が指示か メールを押収(朝日新聞) - goo ニュース不安あおり印鑑販売容疑 社長逮捕、統一教会も捜索(共同通信) - goo ニュース特定商取法違反容疑で7人逮捕 統一教会関連施設を捜索(朝日新聞) - goo ニュース「統一教会との関連明かせ」=見込みあれば新世顧客に-幹部が販売拡大指示か(時事通信) - goo ニュース
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昨日は、時事通信の記事を速報で掲載した、しんぶん「赤旗」より早いポラリスですが、本日は朝日新聞記事と、しんぶん「赤旗」記事を御紹介します。
まず、朝日新聞記事のリンク
①
社説【共産党―宮本時代を超えるには】②
共産党の宮本顕治・前名誉議長が死去(朝日新聞) - goo ニュース朝日記事転載(結構長いです)
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共産党の宮本顕治・前名誉議長が死去 2007年07月18日20時44分
日本共産党の中央委員会議長、同幹部会委員長などを歴任し、40年近く同党の最高指導者だった宮本顕治(みやもと・けんじ)氏が18日午後2時33分、老衰のため、東京都内の病院で死去した。98歳だった。同党が非合法とされていた戦前からの幹部で、50年代に「宮本体制」を確立。旧ソ連や中国などの社会主義国と一線を画した「自主独立」、国内での「議会主義」の路線を進め、、「少数が多数に従う」という「民主集中制」を組織原則とする共産党を築き、同党の支柱として90年代まで君臨した。

共産党第4回中央委員会総会であいさつする宮本顕治議長
=1995年10月25日
宮本家で密葬を行うとし、共産党として参院選後に葬儀を執り行う。自宅は東京都多摩市連光寺1の31の28。
宮本氏は97年9月の第21回党大会を機に引退し、実権を持たない名誉議長になり、00年11月の第22回党大会で名誉役員の一人になっていた。
宮本氏が一線を退いた後の党運営は、委員長を引き継いだ不破哲三・前議長が中心となって担ってきた。不破氏も06年に議長を勇退し、党の実務は志位和夫委員長と市田忠義書記局長に引き継がれている。
不破氏は90年代に志位氏とともに「ソフト路線」を進めた。現在の党運営は不破氏が敷いてきた路線に沿っている。宮本氏の死去で党の政策や路線に変更は生じないものの、党にとって宮本氏の死去は大きな節目となりそうだ。
1908(明治41)年、現在の山口県光市生まれ。東大在学中の29年、芥川龍之介を論じた「『敗北』の文学」が雑誌「改造」懸賞論文の1等になって文筆活動を開始。大学卒業後の31年に共産党に入党。翌32年に作家中条百合子と結婚、33年5月には党中央委員になったが、同年12月に逮捕され、治安維持法やいわゆる「スパイ査問事件」などで有罪となり、無期懲役の判決を受けた。その後、45年10月に網走刑務所から釈放されるまで非転向を貫いた。
戦後は、55年に指導部に復帰。58年には書記長に就任し、事実上の最高指導者となった。70年には新設された幹部会委員長となり、不破氏を書記局長に抜擢(ばってき)。82年には委員長を不破氏に譲り、議長になった。77年には参院全国区で初当選。83年には比例代表区で再選され、89年まで議席を維持した。
宮本氏の指導下、共産党は64年には旧ソ連の「修正主義」と日本の党に対する干渉を批判して断絶。66年には文化大革命直前の中国共産党と決裂するなど、外国の共産党に対する「自主独立」路線を取った。87年の大韓航空機爆破事件について「北(朝鮮)のやったことだ」と発言。89年からの旧ソ連・東欧諸国の体制崩壊に対しては「科学的社会主義とは無縁の出来事で、こうした政権の崩壊は当然のことだ」との考えを表明した。
(朝日新聞 転載・以上)
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【“宮本顕治さん御逝去の報 つづき”の続きを読む】
事務所費問題では赤城農水相の実家は、赤城氏の父母が(事務所として)使っていなかったと証言し、政治団体の責任者も、この十年間使っていなかったといっている。
領収書を出すと明言しないなら、罷免しかない
消費税問題では「消費税は、導入の際も増税の際も、事前に国民の審判を仰いだことはない」。
「消費税を上げるか上げないか(国民が)分からないまま選挙をやりすごして、その後に決めてしまうのは、国民に白紙委任状を求めることになる」「私たちは税率引き上げに絶対反対だが、上げるなら今度の選挙で審判を仰ぐべきだ」
年金問題では「問題は通知の時期だ。政府案では、通知が来年の四―十月になる」とのべ、ただちに国民に通知するよう求めました。安倍首相は「十二月から作業をはじめ、端から出していく」と発言。志位氏は「それでは、今後五カ月間は国民との関係では何もすすまない」と指摘し、「国の責任で早く通知することで、履歴がつながった人は安心でき、そうでない人は申し立てができ、それが照合作業にも寄与する」
なかなか我が党の委員長 いい線行ってます。
(うちのかみさんはめがねが良くないと言ってますが・・)
議員を参議院で10人以上にして党首討論に出しましょう。
以下本日の
赤旗記事紹介です。
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事務所費 消費税 年金
参院選 党首論戦スタート
テレビ3番組
志位委員長語る
---------------------------------------------------------------- 参院選の公示を十二日に控え、八日、各党党首による本格論戦が火ぶたを切りました。フジテレビ「報道2001」、NHK「日曜討論」、テレビ朝日「サンデープロジェクト」が連続して党首討論を実施。日本
共産党の志位和夫委員長が、焦点の赤城徳彦農水相の架空事務所費問題、消費税増税問題、「消えた年金」問題などで各党党首と論戦を交えました。
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事務所費 領収書出せ
首相、罷免を拒否 公明、農相かばう
赤城農水相の九千万円にのぼる架空事務所費問題で、安倍晋三首相は「架空計上ではない」「〇五年の光熱水費は月八百円だ。八百円の人を辞めさせるのか」と開き直りました。公明党の太田昭宏代表も「違法ではない」と擁護しました。
志位氏は「架空でないというが、実家は、赤城氏の父母が(事務所として)使っていなかったと証言し、政治団体の責任者も、この十年間使っていなかったといっている。説明がつかない」と指摘。「月八百円」との首相の言い分にも、一九九九年には光熱水費だけで百三十一万円出ている事実を示し、「不明朗な点がないというなら、領収書を付けて(詳細を)出すと、ここで約束すべきだ」と安倍首相に迫りました。
首相は「法律に定められたルールにのっとる」と弁明。志位氏は「いまの法律では領収書添付の義務づけはないから、結局出さないことになる。松岡利勝前農水相のときと同じやり方だ。領収書を出すと明言しないなら、罷免しかない」と批判しました。
消費税増税 信を問え
首相、はぐらかし 民主、主張に矛盾
消費税増税問題で、安倍首相は、参院選後の今秋から議論するとして、「上げなくてすむ可能性は十分にある」などとのべました。
志位氏は「裏を返せば、上げる可能性もあるということだ」とズバリ指摘。「消費税を上げるか上げないか(国民が)分からないまま選挙をやりすごして、その後に決めてしまうのは、国民に白紙委任状を求めることになる」「私たちは税率引き上げに絶対反対だが、上げるなら今度の選挙で審判を仰ぐべきだ」と強く求めました。
安倍首相は、司会者からも「上げるのか」と再三質問を受けましたが、「徹底的な歳出削減と経済成長が大事だ」と逃げの発言。志位氏は「消費税は、導入の際も増税の際も、事前に国民の審判を仰いだことはない」とのべ、「この場で絶対にやらないと明言できないのか」と追及しました。
太田氏は「総合的に考えて、消費税の論議を避けるわけではない」と発言。民主党の小沢一郎代表は「当面、消費税は上げない」とのべましたが、同党が年金財源のために3%の消費税増税を主張していたこととの整合性を安倍首相に突かれました。
年金履歴 通知すぐに
首相「共産に一理」
「消えた年金」問題で志位氏は、日本
共産党の立場について、「歴代政府の政治的な責任は批判するが、解決にあたっては、党利党略ではなく、国民の利益第一の立場で、与野党が知恵を出し合って、協力すべきだと提案してきた」と説明。とくに年金受給者、加入者など一億人の国民に納付履歴をすみやかに伝えるという日本
共産党の提案が、政府の対応策のなかに盛り込まれたことを、「一歩前進だ」と評価しました。
安倍首相も「
共産党のいっていることも一理あるということで、追加的な履歴を出すことにした」と応じました。
その上で志位氏は「問題は通知の時期だ。政府案では、通知が来年の四―十月になる」とのべ、ただちに国民に通知するよう求めました。安倍首相は「十二月から作業をはじめ、端から出していく」と発言。志位氏は「それでは、今後五カ月間は国民との関係では何もすすまない」と指摘し、「国の責任で早く通知することで、履歴がつながった人は安心でき、そうでない人は申し立てができ、それが照合作業にも寄与する」と強調し、早急な通知を促しました。
◇
また、「報道2001」では参院選後の「政界再編」の可能性が話題となり、志位氏は「政治の基本の枠組みで
共産党以外の政党に違いがみえてこないから、どんな組み合わせもあるのかなと思う」と指摘。「私たちは今度の選挙を、『ストップ貧困、九条を守れ』――この願いを『たしかな野党』・日本
共産党へということを訴えてたたかう」と強調しました。
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(会見する志位日本共産党委員長 2007/6/6 共同通信Web版より転載)
共同通信Web版(2007/6/6,15:14 )によると、
日本共産党の志位委員長が記者会見で、
陸上自衛隊のスパイ組織が
【自衛隊のイラク派遣などに反対する市民団体や、ジャーナリスト、宗教団体などの動向を調査】していたことを裏付ける
「内部文書」(6/7 追記) を発表した。
「文書A」は、ここをクリック PDF 29kB 6/7 追記
「文書B」は、ここをクリック PDF 48kB 6/7 追記
憲兵や特高警察(特別高等警察;思想犯取締り)による「思想弾圧」の時代への逆行へ、地ならしをするものである。
沖縄の海上基地測量の際も、海中で殴る蹴るの暴行を自衛隊員が行動参加者に行なったというから、いよいよ暴力装置が牙をむき出したというところであろう。
個々の自衛隊員や警察官には恨みはないが、国家権力の暴力装置の末端を荷っていることは認識していて欲しい気がする。
私個人ののニュースソースでは、「イラク派兵に反対する」自衛隊員や中堅幹部も多数居たことは知っているが、そういう『善意の』人と職業的スパイは明確に区別すべきだと思う。
これを報道した「赤旗」6月7日付け記事 (6/7 追記)
自衛隊が市民団体監視 「内部文書」を共産党が入手(共同通信) - goo ニュース***************************
自衛隊が市民団体監視
「内部文書」を共産党が入手 2007年6月6日(水)15:14 (共同通信)
共産党の志位委員長は6日午後、陸上自衛隊の情報保全隊が作成した「内部文書」を入手したと発表した。文書は、自衛隊のイラク派遣などに反対する市民団体や、ジャーナリスト、宗教団体などの動向を調査した内容。志位氏は「内部文書は国民のあらゆる運動を監視し、詳細に記録していたことを示している」と指摘、自衛隊法に根拠がない違法な活動であり直ちに中止することを求めた。
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この問題に関する各報道機関の記事は下記のリンクからどうぞ。
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久間防衛相、情報収集認める 文書の真偽は確認せず asahi.com 2007年06月06日21時18分
41都道府県で「監視対象」 陸自の「内部文書」で(共同通信) - goo ニュース 2007年6月6日(水)21:40
陸自情報保全隊の“監視”活動、共産党が中止求め会見(読売新聞) - goo ニュース 2007年6月6日(水)22:25
イラク派遣で陸自、反対市民の情報収集 発言など詳細に asahi.com 2007年06月07日00時45分
自衛隊の写真撮影、「差し支えない」と久間防衛相(朝日新聞) - goo ニュース 2007年06月07日12時04分
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しんぶん「赤旗」記事は、続きをどうぞ!
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【“自衛隊が市民団体監視 「内部文書」を共産党が入手”の続きを読む】

共産党の参議院東京選挙区候補の田村智子さんのちょっといい話です。
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「また会えて、良かった」。二十日に東京・明治公園で開かれた青年大集会で、田村智子予定候補と再会した青年は笑顔で話しました。
集会の九日前、田村さんと谷川智行参院比例予定候補が雇用問題で駅頭宣伝していたとき、「きょう、解雇された」と話しかけてきた男性(31)です。悩みを話せる友人もいないと、切々と語る青年の話を聞き、田村さんは男性を集会に誘いました。「このまま帰したら、彼は本当に一人ぼっちになってしまう。苦しいときに話ができる仲間がいることを知ってほしかった」との思いからでした。
弱者の声に寄り添い、苦境を救うために動かずにいられない人です。
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若者を何とかしてあげたい!
若者でない人は皆そう思っています。
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テーマ:選挙に行こう - ジャンル:政治・経済

(写真は、みながわリーフレット)
我らの憧れの的・われらのポラリスでもある
みながわともえ さんが
昨年12月半ばからブログの更新を再開していることを
今頃知りました。
今日のしんぶん「赤旗」に道府県議員候補一覧を掲載していたので
久しぶりに「みながわブログ」を訪問してみてみてわかったこと。
すでに御存知の方も多かったと思いますが、遅ればせながら・・・
2007年12月17日付けから更新を再開されています。
ただ、そのブログに書いてある通り、新年早々、昨年の大山崎町に続いて、その隣町の「長岡京市長選挙がはじまってます」とのことで、フル稼働状態のようで、毎日更新とは行かないようです。
リーフレットも完成したようで、いよいよ本格的な選挙運動に突入です。
これは、ひとごとではありません。
私たちの地元の地区委員会でも、県議候補2名市議候補3名の計5名の当選に責任を負っています。
私たちは候補者ではありませんが、日本共産党そのものが候補者なので、ブログで可能な活動を展開してゆきたいと思います。
今後ともコメント・TBよろしく御願いいたします。
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三中総での志位報告の中の
民主党批判がブログ上で話題になっている。
野党共闘が出来なくなるという心配の声だ。
この声は今までもありこれからもあると思います。
気持ちはよく理解できますが、地方政治の実際を見ると
民主党が革新政党とはとても思えない現実がある。
憲法九条を参議院選挙の最大の争点にしたい。
自公民は戦後レジーム=平和と民主主義の立場を壊すのか守るのかその立場を鋭く問われている。
では志位さんは何と言っているか?
民主党批判の部分を全文紹介します。
これで野党共闘の為に譲れという議論に十分応えていると思いますが如何です?
ご意見があったらコメント下さい。
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「二大政党づくり」を本格的におしかえす――今日の
民主党をどうみるか
第二に、わが党は、二つの選挙をつうじて、自民・民主の双方から持ち込まれてくる「二大政党づくり」の動きを本格的に押し返し、自民党政治を大本から変える力をのばすことをめざしてたたかいます。
ここで今日の民主党をどうみるかが重要であります。わが党は、二〇〇三年十月の総選挙のさいに、「日本の政治地図に大きな変化がおこった」と指摘しました。すなわち、民主党は、同年十月の自由党との合併を契機に、憲法改定、消費税増税、選挙制度改悪など、日本の進路にかかわる重大問題について、自民党政治と同じ流れに合流し、財界からもアメリカからも信頼されるもう一つの保守政党への変質をとげました。この変質は、財界主導で、財界のシナリオのもとに、財界の直接的な関与によってすすめられたものでした。
その後の三年余りの動きは、わが党の批判を裏付けました。民主党を、自民党とともに、財界の直接支配のもとに組み込むシステムがつくられました。日本経団連は、毎年、「優先政策事項」なるものを発表します。つづいて日本経団連と自民党、民主党との「政策を語る会」が開かれ、そこに向けて両党は基本政策の「レポート」の提出が要求されます。そして両党への「通信簿」が五段階評価で決められ、企業献金があっせんされます。こうした財界による政党支配・政策買収のシステムがつくられ、民主党はそのもとにがっちりと組み込まれることになりました。
二〇〇四年から〇六年にかけて、すでに四回にわたって「通信簿」がつけられていますが、それをみますと、民主党の「成績」は回を追うに従って上がっています。法人税率引き下げを検討する、消費税増税に必然的につながる消費税の福祉目的税化、社会保障費の抑制、混合診療解禁の容認や市場化テスト法案への賛成など規制緩和、教育基本法改定、憲法改定などの民主党の政策は、すべて日本経団連の要求にこたえ、その意向に沿う形でみずからの政策を変化させ、財界に誓約する形で打ち出されてきたものです。
小沢代表のもとで民主党がいくら「対立軸」路線をかかげても、中身がしめせないのは、財界による支配システムに組み込まれ、めざしているゴールが自民党と同じだからであります。それは「マニフェスト」を「マグナカルタ」と言い換えたところで、変わることはありません。
昨年の臨時国会でも、自衛隊を海外派兵隊に変質させた「防衛省」法、外資系企業の献金を解禁した政治資金規正法改悪に賛成したことは、悪政の共同執行者としての民主党の姿を浮き彫りにしました。教育基本法改悪問題では、わが党は、政府案に反対する一点での野党の連携につとめましたが、参院の最終盤では民主党は、それにも背をむける結果となりました。
こうして三年余りの動きを検証してみても、三年前の民主党と自由党の合流が、それまでの民主党の性格を、いわばもう一つの自民党へと大きく変質させた、このことは明らかです。今日の民主党は、自民党政治の「三つの異常」を共有する政党であり、政治の基本でどちらかが「よりまし」とはいえないのであります。
わが党は、国会内の対応で、与党の暴走を食い止めるうえでの野党間の連携は、条件があれば今後もすすめます。しかし、民主党がもう一つの保守党への変質を明瞭にしたもとでは、政権共闘はもとより、国政選挙での共闘も問題になりえません。自民・民主の合作としてすすめられている憲法改定のくわだてを打ち破るために、草の根から国民的多数派を結集し、改憲派を包囲・孤立させていく、このことが、今後数年を展望して国政の最重要の課題になっていることを強調したいと思うのであります。 *************************
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テーマ:野党共闘 - ジャンル:政治・経済
昨日の記事に、京都大山崎町長選挙で、日本共産党も支持する真鍋宗平さんが、町長に当選しましたという記事がありましたが、書き手変わって続きの記事を・・・
労組や民主団体、日本共産党などでつくる「明るい民主町政の会」の真鍋宗平んは幅広い市民が支持。
河原崎氏は、自民、民主、公明推薦で4選を目指す磐石の体制。
しかし、滋賀県でも見られたように、市民運動の強い支援が広がった所では、オール与党を破って市民代表が勝利できることを示しています。
当選 真鍋 宗平65無新 4,040票 50.98%落選 河原崎 進74無現 3,885票 49.02%僅か155票差。率では2%未満の差です。 十数年前の福岡県知事選挙でもそうでしたが、選挙開始直前に候補者が決定し、確信統一で出馬した奥田八二さんが、現職で自民党推薦の亀井光氏を破った時も、僅差での勝利でした。
直前まで候補者が決まらなかったことで、革新勢力のフラストレーションが一気に噴出したというエネルギーの爆発でした。
福岡市長選挙もそうありたいと願っています。
我らがアイドルであり希望の星でもある
「みながわ・ともえ」さんは、
「みながわブログ」(当ブログの右側サイドカラムのリンクのTOP)で、大山崎での勝利の教訓を解り易く述べています。
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●財政が町始まって以来の赤字に陥り、現職は前向きな解決策を提示できなかった。
●自民党内で現職への支持がいまいちだった。
●真鍋さんのキャラが良かった。町のビジョンや演説、ビラのデザインや文章など、どれも人を惹きつける魅力にあふれていたよ
●真鍋さんの町のビジョンには「希望」があったよ。現職の「削減・効率化・負担増」方針とは違う問題解決の可能性を提示できていた。
●共産党を中心とした乳幼児医療費無料化の運動の中で、若い母親層と政治のつながりが出来ていた。保育所の民営化議論などと相まって、ママ層に政治的な関心が高まっていた。つまるところ、あまりにも酷い町政だったんです。 共産党や住民団体がコツコツそのことを告発し、町民を巻き込んで福祉施策の拡充や水署名など町政の改善に取り組み、町民の政治的な関心を高めていた。保守も
河原崎町政に失望していた。
「かえなければ変らない」が真鍋さんのキャッチフレーズ
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以上、引用終わり
上の文章の
「町政」を「市政」に
「河原」を「山」に代えれば、
福岡市の山崎市政にピッタリ当てはまる ではありませんか!
これらの
真鍋の教訓を
学べ!これを教訓にして、
このエネルギーをいただいて、
福岡でも勝利したい! と思います。
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