『憲法 再発見』 サブタイトルにもあるように若い世代が憲法9条にどう向き合っているかの特集です。
「近頃の若いもんはーー」というご老人たちの心配をよそに、地道に着々と自分たちのやり方で、平和を追求している若者たちを紹介しています。
連載の1回目は『憲法9条を世界遺産に』という本を出した、「爆笑問題」の大田光さんと、人類学者の中沢新一さんとの対談集にスポットを当てています。集英社から出た新書版ですが、当初の予想をはるかに超える売れ行きを示し、アンケートなどの反響も他の新書の5倍近い数字を示しているとのことです。また、インターネットのブログによる紹介も大きな力になっています。
2回目は今治市の私立高校の生徒たちが、地元にあった空襲の事実を調査しました。発端は自分たちの学校も空襲の被害を受け、校長先生や生徒たちがなくなったことを知ったからです。市民の中で空襲の事実を知っている方に話を聞き、また米軍の資料を調査し、様々な戦争の事実を纏め上げ、発表したそうです。このような平和についての学習を地道に進めている内容を特集しています。このような活動にまったく頭が下がります。
3回目は2年前、イラクで人質となって生還してきた高遠菜穂子さんの活動を取り上げています。「イラクでは武器ではなく、生活を築くブロックのほうが大切だ」という事例を説明しながら、もう300回以上の報告会をもったそうです。
「銃の代わりに憲法9条を持ってそれを実践していきたい」と語りテロやファシズムとの戦いに丸腰で対応する姿勢に敬意を表明します。
一方、安倍首相は4日の記者会見で「憲法改正を参議院選挙で訴えたい」とのコメントを出しました。
憲法を守るべきものが、これを変えたいという。もう、できるだけ早い時期に辞めてもらうしかありません。
私たちもゆっくりとしてはいられません。
若者に負けず、知恵を出して、憲法9条を守る輪を広げていきましょう。
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