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ポラリス-ある日本共産党支部のブログ

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派遣切りや期間工切りをやめさせる実効ある指導と監督を!

自民党と共産党の党首会談が12月5日に行われた。
これは珍しいことだ。

2008120601_01_0.jpg
(写真)麻生首相(右から2人目)と会談する
志位委員長(中央)。
左へ市田書記局長、こくた国対委員長。
右端は河村官房長官=5日、国会内


自民党側が受けたのは「年の瀬を迎え雇用と中小企業を守る緊急対策を」という2つの部門の緊急対策を4日に共産党が出したことに対する会談であるため。
事態の深刻さが2党首会談を実現させた。
この分野では共産党はダントツの働きをしている。

この会談の中で麻生首相は
・事態の深刻さの認識は共有する
・内定取り消しはいかん
・非正規を正規社員にすべきだ
・非正規社員の正社員化の方がメリットがある
等述べたようだ。

志位委員長は下にある会談後のインタビューで

派遣切りや期間工切りは文字通り年を越せない人がでるほど深刻な事態となっており、
企業への直接的な働きかけや整理解雇4条件を使って出来るはずなので国が実効ある指導と監督をやるべきだと述べています。
共産党としても企業に出向いて派遣切りや期間工切りを行わないよう申し入れを行うそうです。

要請内容はここにあります。

会談後のインタビューです。


今日の衆議院予算委委員会で笠井亮議員はIBM正社員1000人切りの問題や各自動車関連の派遣切りや期間工切りの問題について質問した。
(12・6日(土)赤旗に出ます)
12月4日の「派遣法の抜本改正をめざす12・4集会」(東京・日比谷野外音楽堂)で、労働者派遣法は、「使い捨て」労働を劇的に広げた1999年の原則自由化前に戻し、日雇い派遣は全面禁止するとともに、登録型派遣は原則禁止にすべき
だと述べました。

志位委員長はがおこなった連帯のあいさつは次の通りです。
2008年12月5日(金)「しんぶん赤旗」
派遣法の抜本改正で、正社員が当たり前の社会を



こういう内容は党首会談で是非やってほしいが党派を越えた問題であり麻生首相にも英断を期待したい。
youtubeやネット記事でこの内容を広めたい。

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【関連記事】

“派遣切り” 政治の責任で許すな 志位委員長、首相と党首会談
    2008年12月6日(土)「しんぶん赤旗」

志位委員長 麻生首相 党首会談 志位氏の記者会見から
    2008年12月6日(土)「しんぶん赤旗」
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【“派遣切りや期間工切りをやめさせる実効ある指導と監督を!”の続きを読む】

蟹工船の当時がうらやましい!?

志位さんの朝日ニュースターのインタビューが8日付けの赤旗本誌に出ている。
この中で印象的だったのは以下の若者の声

多喜二の母校の小樽商科大学などが、(多喜二没後七十五年を記念して)『蟹工船』読書エッセーコンテストをやっています。『蟹工船』を読んだ若いみなさんのエッセーを募って、コンテストをして一冊の本になっています。それを読んで印象に残ったのは、この作品に共感しつつ、「当時がうらやましい」という感想を書いたものがある。同じような奴隷労働で、未組織労働者だけれども、『蟹工船』では同じ空間のなかにたたかう仲間がいるわけです。だから、ああいうたたかいができた。いまは、自分たちはもっとバラバラにされている。どうやってたたかっていったらいいんだろうかということを考えるというんです。しかし、いま個人加盟で参加できるユニオン(労働組合)がいろいろな形でできているので、そこに希望を見いだしていきたいとも書いています。戦前の『蟹工船』のような、むき出しの暴力で搾取する形はなくなったけれども、言葉の暴力はいまでも横行しているし、パワハラやセクハラも横行しているし、そのうえ連帯する困難さが違う形である。そうした若者たちがどうやって連帯しながら、現状を変えていくかというのは大きな課題だと思います。



確かに今は企業の中でも企業の外でも労働者は分断されている。
組合の組織のような面でもまた、意識の面でも分断されている。

未組織労働者が新規に組合を作るような新しい形の労働運動が澎湃と起こっている。
組織労働者も新しい労働運動を目指すべきだろう


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