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ポラリス-ある日本共産党支部のブログ

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北朝鮮問題 日本共産党がとってきた態度は

北朝鮮問題が進展しています。

6・28の赤旗で「北朝鮮問題 日本共産党がとってきた態度は」
という記事がありましたので紹介します。

北朝鮮による拉致の疑いありと初めて言わせたのは橋本敦議員でした。
この記事は小泉訪朝のきっかけとなった1999年の不破委員長の代表質問以降のことです。
ここでも日本共産党の一貫性が光っています。

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 一九九九年、日本共産党の不破哲三委員長(当時)は国会の代表質問で、北朝鮮と日米両国との間で軍事的対応がエスカレートしているとし、その悪循環を断ち切るためにも、「北朝鮮との正式の対話と交渉ルートを確立する」よう提案しました(一月の衆院本会議)。さらに、交渉ルートを開く中で拉致問題を含め日朝間の諸懸案を解決すべきだと主張しました。(十一月の衆院本会議)

 〇二年九月には日朝首脳会談で日朝平壌宣言が署名され、核、拉致、過去の清算などの諸懸案を包括的に解決し、国交を正常化することが確認されました。日本共産党はこれを強く支持し、その後、一貫して宣言の立場で問題の解決にあたるよう主張してきました。

 北朝鮮の核兵器開発の発覚を受け、〇三年八月には六カ国協議がスタートし、〇五年九月に共同声明を採択します。

 共同声明は、北朝鮮が核兵器と既存の核計画を放棄することと、米国が朝鮮半島に核兵器を有せず、北朝鮮への攻撃・侵略の意思のないことを確認しました。

 これについて日本共産党の志位和夫委員長は談話を発表し、「朝鮮半島の非核化をはじめとする諸問題の平和的解決への重要な前進となった」と高く評価しました。

 また、共同声明が日朝国交正常化の問題を取り上げたことについて、日朝平壌宣言の方向が「日本と北朝鮮の二国間の合意にとどまらず、六カ国協議の合意という国際的な裏づけを得ることになった」と指摘。この確認に基づき、拉致問題の速やかな解決を含めた、諸懸案の包括的解決のための政治的対話を呼びかけました。

 〇六年十月、北朝鮮が共同声明に反して核実験を強行した際には、六カ国協議や日朝平壌宣言など国際取り決めを蹂躙(じゅうりん)する暴挙だとして厳しく抗議。同時に、(1)国際社会が一致協力して対応する(2)問題の平和的・外交的解決という立場を堅持して臨む―という二つの原則を強調しました。(志位委員長の談話)

“核問題での弱点ただせ”
 国連安保理制裁決議の全会一致での採択など国際社会が一致結束した対応と平和的・外交的な解決を追求した結果、〇七年二月に北朝鮮は六カ国協議に復帰。〇五年九月の共同声明を実施するための「初期段階の措置」で合意します。さらに〇七年十月には「第二段階の措置」が合意されます。

 これを受け、志位委員長は衆院本会議代表質問(同十月)で「北朝鮮の核問題は、日本にとって一番切実な問題の一つなのに、これまで日本政府が核問題では熱意がないと世界の少なくない国からみられてきたのは残念」と述べ、そうした「弱点」を「大胆にたださなければならない」と提起しました。

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テーマ:北朝鮮問題 - ジャンル:政治・経済

コメント

拉致

 拉致問題について本当に真剣に考えている共産党員って、議員さんも含めてそれほど多くないですよ。本当に真剣に考えて、きちっとした見識を持っているのは一部の国会議員の方々ぐらい。地方議員レベルになると、失礼な言い方ですが、それなりに学歴と言いますか、学問してきた人じゃないと大した考えは持っていませんし、それゆえ、尋ねてみても、「赤旗をお読み下さい」といった程度の回答しか返ってこない。こちらは、下手でもいいから自分の考えを自分の言葉で語ってほしいんですが、そもそも日頃から考えていないから、それすらできない党員が殆ど。もっとも、これは共産党に限った話ではないんですがね。ですから、「拉致問題に関する共産党の見解」なんて言っても、それは党の幹部の考えであり、党員全体の総意ではないんですよ。

  • 2008/07/19(土) 07:30:12 |
  • URL |
  • 天下泰平 #XwDNlt4.
  • [ 編集 ]

拉致問題に対する共産党の基本スタンス

 共産党支持者を自称する人物のサイトで、管理人(当人)自身が「日朝国交回復こそ拉致問題解決の早道」と主張していた。その主張へのレスポンスの殆どは「先に国交正常化を考えるというのは間違っていない」という類のもので、管理人の主張に賛同するコメントだったが、別の共産党員あるいは同党支持者と思われる方が、「共産党も拉致問題の解決というプロセスを経ないで日朝国交正常化を実現するという立場ではない」という主旨のことを書き込んでいたのが目に留まった。その方は、「日朝両国が互いに過去の過ちを清算し信頼関係を築いてこそ国交正常化への道が開けるのだ」と主張し、拉致等の問題の解決を経ずに日朝国交正常化を唱える意見とは一線を画している。 私もそのコメントを読んで、拉致をはじめとする北朝鮮問題についての共産党のスタンスはその方の主張に近いものだと感じた。
 おそらくその方は、「共産党は北朝鮮と国交を結ぶことを優先して拉致問題を置き去りにしようと考えている」といったような誤解や批判に対して、「決してそんな考えではない」ということを言いたかったのだろう。私も、無法行為を繰り返してきた北朝鮮と関係を断絶している共産党が、拉致という犯罪についての清算なしに党レベルはもちろん、国レベルでの関係修復を主張することはあり得ないと思っている。志位委員長が「「北朝鮮が国際社会のまともな一員になるためには、国際的ルールや取り決めを守り、無法行為を清算することが避けて通れない」と語っているのがその証拠の一つだ。「拉致問題の解決なくして国交正常化なし」とは保守勢力が言い出した言葉なので、共産党支持者でも短絡的な人はそういう姿勢を嫌うようだが、言葉は違えども共産党も同じ姿勢であることに変わりはない。その方のコメントは、拉致問題をめぐる共産党への誤解に基づく批判に対して、現時点では最も説得力のある反論になり得ると感じたが、驚いたことに、共産党支持者を自称するサイトの管理人は、「私の主張に何かおかしいことあるか」「あなた、何者か知らないが、ずいぶん失礼な人ですね」「いかにも共産党を代表するがごときコメントはやめてもらいたいもんです。このような、失礼なコメントが来るようなら次回は速攻で削除します」などと喧嘩腰の態度で噛み付いた。自信満々に記した自分の主張について、「国民的合意を得られるものではない」と指摘されて頭に血が上ったのだろう。
 それにしても何と短絡的で器の小さい人物なことか。良心的な心から、拉致問題についての共産党の姿勢を明確にし、保守勢力が広めた誤解の解消に努めている人に対し、自分の主張を「国民的支持が得られない」と批判したという理由のみで、「失礼な人」「失礼なコメント」などと罵り、独り勝ち誇った気分に浸っているサイトの管理人。共産党の支持者を自称しているが、こういう中身の薄っぺらな人物の言動こそが共産党への誤解と嫌悪を拡大しているのだと感じる。こういう人物は真に社会を改革する力にはなり得ないし、人の気持ちを共産党から遠ざけることには貢献しても、共産党に近付ける力にはなりえない。そんな人物が共産党支持を公言している。困ったものだ。共産党支持を公言する人は多いが、当人が本物かどうかをきちんと見分ける眼を持たなければならないと強く感じさせられた。

  • 2008/07/17(木) 09:37:43 |
  • URL |
  • 通行人 #pgwFRE.M
  • [ 編集 ]

苦しいですね。
中国共産党と復縁して、ただちに朝鮮労働党とも関係修復に着手した日本共産党ですが、関係修復に着手する前と後では明らかに北朝鮮への態度が変わりましたからね。
つい先日も赤旗で拉致問題の棚上げを提唱していましたが、直ぐ後に拉致問題が進展した。
共産党幹部のセンスの無さは重々承知していましたが、この時は北朝鮮にも腹が立ちました。
党大会にも来賓として労働党幹部を招待する仲なのに、事前に打ち合わせぐらいしてくれよ!と。

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